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第8話

Author: 灯り
「出して、出してよ!ここから出して!こんなところにいたくない!」

扉は固く閉ざされたままだった。

侑斗は隣の部屋へ入っていった。

そして修二の股間を、一切ためらいなく蹴り上げた。

彼は急ぎで作らせたDNA鑑定書に目を落とし、また低く笑った。

「お前たち、よくも組んで俺を騙したな」

修二は痛みに顔をしかめながらも、無理に笑みを作った。

「瀧川社長、信じるかどうかはあなた次第ですが、俺も彼女に騙されてたんです」

侑斗は何も言わなかった。

背を向けて出ていこうとしながら、ひと言ずつ吐き捨てた。

「子どもを連れて失せろ」

修二は追いすがるように尋ねた。

「じゃあ、彼女は?」

侑斗の足がぴたりと止まった。その声は凍るように冷たかった。

「咲希に詫びるために、あいつは地獄へ落ちるべきだ」

侑斗はそのまま扉の外に座り込んだ。

部屋の中からは、真央の罵声と悲鳴が響いてくる。

「触らないで!いやっ、やめて、来ないで!

侑斗、私が悪かった!お願い、許して!

助けて……お願い、助けて!」

男は椅子に座ったまま、ぴくりとも動かなかった。

その腕の中には、小さな骨壺が抱
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