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第2章

Author: Laine Martin
last update publish date: 2026-08-25 16:12:23

アリソン

「どこ歩いてんのか見ろよ!」カーターが叫んだ。私を見下ろしながら……緑の目が私の顔の曲線全体を探るように見つめていた。私はゴクリと喉を鳴らし、素早く彼の握りから体を引き剥がして身を正し、目を細めた。

「どこ歩いてるのかって?」私は言い返した。「あんたが文字通り私の道に立ってたのよ」と鼻を鳴らした。彼はただそこに立ち、私を見つめていた。

何?

女の子を見たことがないのか?

どちらかが次の言葉を発する前に、甲高い声を上げる女子たちの群れが彼に襲いかかった。

「カーター!」

「ああ神様、カーターだわ!」

「写真撮っていい?」

群衆はほとんど一瞬で彼を飲み込み、携帯電話のカメラが彼の方向に向かってあちこちでフラッシュを焚いた。

これがあまりにも頻繁に起こることを示唆する苛立ったため息をつきながら、カーターは彼らをすり抜け、男子トイレに逃げ込んだ。

「やれやれ」私はつぶやいた。「この女子たち、どうなってんの?」首を振り、シエナを置いてきた場所へまっすぐ向かった。すると彼女は、ホッケー選手の一人と夢中で会話しているところだった。

当然だ。

私は椅子に落ち込み、彼女が話し終わるのを辛抱強く待ち、この場所を出られるようにした。貴重な金曜日の午後を、すでに十分にホッケー熱に犠牲にしていたのだ。

**

「くそ!」

ベッドで飛び起き、ベッドサイドテーブルから携帯電話を手探りで掴み、画面を埋め尽くす長い未読アラームのリストを確認した。

鳴らなかった? どうして一つきりも聞こえなかったんだ?

「くそ……くそ……くそ」ベッドから飛び出し、トイレへ急ぎ、すぐに壁の角に足を叩きつけた。

「くそったれ!」私は唸り、痛みがつま先を貫く中、片足で跳ねながらトイレに入った。

遅刻する。

急いでシャワーを浴び、さらに急いで着替え、ゆるいスウェットパンツとオーバーサイズのフーディを投げかけ、バッグを掴んだ。

シエナがベッドで身じろぎし、あくびをした。

「どこそんなに急いでるの? 朝の六時よ」彼女はゆっくりと目を開き、私を見ていた。

「チューターのポジションのオーディションよ。余分なお金が必要だから」

シエナは体を起こし、眠気を目からこすった。「余分なお金ならあげるよ、アリー。頼めばいいだけなのに」

私は靴棚からビーチサンダルを弾き出し、履き、彼女のリップグロスを唇にたっぷり塗り、唇を合わせて均等に広げた。

「いらない」サッチェルを肩に掛けた。「教科書の分もすでに手伝ってくれたし、このとんでもなく豪華な部屋の私の半分も負担してくれたじゃない」大きな数学の教科書を手に取った。「残りは自分でなんとかするわ」

シエナは長いため息を吐いた。「そう言うなら。今日は何するの?」

「帰ったら休みたいし、午後は読書したいわ。土曜日は勉強する日よ、知ってるでしょ、シー」

彼女は大げさにうめいた。

「いつか違うこと言ってくれるのを期待し続けてるのに」

私は短い笑い声を爆発させた。

「期待しないで。じゃあね」歩み寄り、低くしゃがみ込んで彼女の頬にキスを押し当ててから、急ぎ足で出た。

「頑張って」

「ありがとう!」私は走り出し、ドアを大きく開けたままにした。

会場に着いたのは五分ちょっと遅れてだった。くそ! 私は何にも遅刻したことがなかったのに。でも幸い、私の番の前にもう一人いた。

直観的な記憶力と問題解決能力を披露して十分ほど経った頃には、数学のチューターを感心させ、即座にポジションを確保したと言ってよかった。

仕事は、苦戦している学生アスリートたちの微積分の成績を上げる手助けをすることで、すぐにでも始めたくてたまらなかった。キャリーズ・グリルでの夜のシフトよりはるかに給料が良く、大学のために集められるお金は全部必要だった。父の二つの仕事では到底足りないし、それに彼が一人ですべての重荷を負うのを見ていられなかった。

混乱した思考から、ブザーの鳴る携帯電話に注意が引かれ、シエナの顔が表示された。

「ねえ。大丈夫?」

「冷蔵庫が空っぽなのに気づいたの。帰りの途中でメロウズに寄って食料品買ってきてくれない? お金送った……それに朝食抜いたから少し余分に、朝食も買って」

「食料品なら買えるわ、シエナ。お金送らなくてもよかったのに」

「で、あなたは何時間も私の微積分を手伝わなくてもよかったのよ。おかげで成績がうなぎ登りで、両親もあなたのお陰で喜んでる。そのくそったれのお金、受け取りなさい」

「シエナ——」

「反論なし。急いで帰ってきてね。今日は家にいることにしたの」

私は驚いた笑い声を漏らした。「あら」

「知ってる。ショックでしょ」彼女は笑った。「あなたと勉強するわ。今日はパーティーなし」

私の唇が微笑みに曲がった。「嬉しいわ。食料品リストを送って」

「もう作ってるところ」彼女は言って電話を切った。サッチェルを体に回し、重い教科書を片腕の下にずらしながら、汗ばんだ硬い筋肉の壁に真正面からぶつかった。

教科書が手から滑り落ち、地面に落ちた。それから、後ろに転倒する前に強い手が私を受け止めるのを感じた。

「あんた、人とぶつかるのどうなってんの?」低くて生意気な声は、いらいらするほど馴染み深かった。私は彼の握りから身をねじって解放し、ゆっくりと後ずさりしながら、育ちゆく敵のそびえ立つ身長全体を目に収めた。視線をゆっくりと上へ引きずり、彼のグレーのジョガーパンツは腰の低い位置に下がっていた。裸の広い胸が汗で輝き、定義された筋肉のひとつひとつが彼の安定した呼吸に合わせて上下していた。視線はさらに高く、高くと移動し、ついには私を見つめる深い森の緑の目に着地し、私を動かなくさせた。

カーター・ヘイズ。

当然。

他に誰がキャンパスをシャツなしで走り回るというのか?

マジで、彼はホッケー界の頂点だからルールは適用されないと思ってるのか?

彼はにやりと笑った。

「今度こそ本当にどこ歩いてるか見ろよ、ぶつかる女」

彼は息を吐き、暗い巻き毛に手を通した。

「失礼?」

「聞こえただろ。二十四時間も経たないうちに二回も俺にぶつかってきて、故意かと思い始めてる」

私は乾いた笑い声を漏らした。彼は振り返り、それから視線を戻した。「何かおかしいか?」

「ええ。あんたが!」私は鼻で笑った。「あんたが道に両目を向けてたのに、私がどこ歩いてるか見ろだって? 信じて。もしあなたの注意が欲しかったなら、もっと痛くない方法を見つけるわ」

彼は眉を上げ、視線を私の顔に固定した。「自分が誰に話してるかわかってるか?」彼は尋ね、私の生意気さにショックを受けたように聞こえた。私は内心でにやりとした。

「くそほどわかってるわ。次はどこ歩いてるか見ろよ、パック野郎」私は怒って鼻を鳴らし、低く屈んで教科書をひっつかむと、彼の横をすり抜けた。だが腕が素早く掴まれ、視線を無理やり彼の顔に引き戻された。

「いつもこんなに気性が激しいのか?」彼は掠れた声で言い、私の目を見つめた。「礼儀を学ばないとな、ぶつかる女」

私は腕を囲む彼の指を睨みつけ、それから目を彼の顔に剥いだ。「手を離して」彼は唾を飲み、眉を寄せてからゆっくりと手を引っ込めた。

「なあ、女の子たちは俺と三分間の途切れない会話をしたがって死にそうだし、単純な触れ合いを乞う奴もいる。自分が特別だと思ってるのか、ベイブ?」

私は鼻を鳴らし、わずかに首を振った。この傲慢で特権意識の強いごろつきの厚かましさ。

「まず第一に、私はあんたのベイブじゃない」指を彼の顔の前で振った。「第二に、あんたに触れてもらいたくて祈ってるあの必死な女子の一人じゃないわ。ファンと勘違いしないで」彼の口が開いたが、言葉は出てきそうになかった。私は睫毛越しに彼を上から下まで眺め、それから歩き去り、振り返る勇気など少しもなかった。

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