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第758話

Author: シガちゃん
会議を終えた祐一は、そのまま執務室へ戻った。

ちょうどその頃、由奈から返信が届く。

【えっ、うそ……じゃあ私が送ったメッセージ、みんなに見られちゃったの?】

祐一は画面を見て、つい意地悪したくなった。

【まあ、そんなところ】

【……】

由奈はベッドに大の字になって倒れ込み、会議室の光景を想像した。

――お願いだから、兄の耳にだけは入らないで……!

……

窓の外には夜の帳が下り、辺りはひっそりと静まり返っている。ときおり鳥の鳴き声だけが夜気を揺らした。

由奈は窓を開け放つ。冷たい夜風が部屋へ流れ込み、火照った頬を優しく撫でた。

満天の星を見上げていると、不意に思う。

――今、祐一がそばにいてくれたら。

その瞬間、スマホが震えた。

画面には、祐一からのビデオ通話。

……タイミングが良すぎる。

由奈は気持ちを整えてから通話に出た。

画面の向こうでは、祐一が執務室にいた。片手でスマホを持ち、空いた手では書類に次々とサインをしている。

「忙しいなら、ビデオ通話しなくてもいいよ」

「いや、忙しくない。ちょうど一区切りついたところだ」

最後の書類にサインを終え
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