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第21話

Penulis: あめちゃん大好き
「あなたに、あの子の名を呼ぶ資格なんてない!」

心美は絞り出すような声で叫んだ。

娘を失ったことは、彼女の人生において決して癒えることのない最大の傷だった。その名を愛娘を死に追いやった男の口から聞かされて、平然としていられるはずがない。

「私をどう陥れようと、どれほど辱めようと構わないわ。でも、あの子を殺したのは……あなたと詩織よ!人殺しのあなたに、あの子の名前を呼ぶ資格なんてない」

目の前でなりふり構わず感情を爆発させる彼女の姿に、哉治の胸は締め付けられるような激痛に支配された。

「僕と一緒に帰ろう。やり直せばいい。子供ならまた作ればいいじゃないか。

それに、以前のことは全て調べがついた。僕の誤解だったんだ……心美、本当にすまない」

これほどまでにプライドを捨て、なりふり構わず下手に出る自分に、彼自身ですら想像し得なかったことだ。

「詩織が君をプールに突き落としたことも分かっている。彼女にはもう、相応の報いを受けさせたから」

心美は鼻で笑った。

「報い?笑わせないで。どうせ、言葉で少し窘めた程度でしょう?

沢田さん、私はもう吹っ切れたの。あなたへの想いも、過去の
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