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第492話

작가: ラクオン
「引っ越す、引っ越すってば!」

来依は朝食そっちのけで立ち上がり、ちゃっかりした笑顔を浮かべた。

「服部様、太っ腹すぎてありがたいわ~感謝感激っ!」

「感謝は結構」

鷹が意味深に口を開く。

「海人との結婚祝いだと思えばいい。先に渡しといただけだ」

「……は?」

来依が固まった。

「???」

私もポカンとして、すぐに来依の方を向く。

鷹が無駄口を叩く人じゃないって、私は知ってる。

「……来依?え、菊池くんと何かあったの?どういうこと?」

大事な親友の恋バナを、私が鷹より遅れて知るなんて……ありえないでしょ?

来依は咳払いして、視線を逸らす。

「ち、違うってば。そんなのじゃないから」

――そもそも、全然落とせてないし!

鷹はすぐ察したように笑う。

「海人、手強いだろ?」

「……それ、本人が言ったの?」

「昨日、完夫がうちに来てさ。朝まで飲んでた」

つまり、全部完夫経由。

「……」

来依は一度ぎゅっと目を閉じた。

「……何もないよ。ちゃんと線は引いたし」

私は即ツッコむ。

「ってことは、何かあった時期はあったってこと?」

「……」

来依は
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