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9.スマートで優しい。

last update Date de publication: 2025-12-08 10:37:52

運命diaryに登場する神社を満喫し尽くした後、私たちは映画館へと移動した。

そしてそのまま早速チケットを買おうとした私だったが、それを沢村くんに止められた。

何と沢村くんがもうスマホで2人分のチケットを用意してくれていたのだ。

何て計画的で、スマートなのだろうか。

「これ、チケット代」

「え?」

ポップコーンやジュースの注文を終え、カウンターの前で沢村くんと2人で待っている間に、私は映画代+今日はありがとう代として5000円札を沢村くんに差し出した。

そんな私を見て沢村くんが一瞬固まる。

だが、固まったのはほんの一瞬だけで、沢村くんはすぐに困ったように笑いながら両手を小さく左右に振った。

「いやいやいいよ。俺が誘ったんだし。受け取れないから」

「いや、私も見たかったし、受け取って!」

「いやいや、本当にいいから。ね?」

ぐいぐいと5000円札を沢村くんに差し出す私の手を、沢村くんがぐーっと押し返してくる。

それから私の手にある5000円札を見て、「…チケット代にしては多くない?」と困惑していた。

そうこうしているうちに私たちの待ち番号がカウンターにあるスクリーンに表示された。

「行
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  • 推しに告白(嘘)されまして。   65.沢村家に感謝を。

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