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2. 「最強になるために」㉖

Author: 佐行 院
last update publish date: 2025-01-21 11:51:38
-㉖大株主の心の広さ-

 結愛は『あのチケット』を握りしめて走ってやって来た、そして乃木先生に向かって頭を下げた。

結愛「乃木先生、お願いします!このチケットをお父様に渡して使わせて下さい!」

乃木「お嬢様、頭を上げて下さい。その私の父ならここにおりますよ。」

結愛「えっ・・・?!」

幸太郎「こんにちは、娘がいつも大変お世話になっております。」

 幸太郎は優しく微笑んだ、結愛はギョッとしたがすぐに冷静になった。この人が自分達、いやこの学校の救世主だと思うと待ち望んでいた人が現れたと涙が溢れた。海斗は落ち着かせなきゃと結愛と肩を組んだ。

結愛「あに・・・、お兄様。」

海斗「今はそんなの気にすんな、取り敢えず落ち着け。申し訳ありません、少し席を外してもよろしいでしょうか。」

幸太郎「勿論、どうぞ。」

 暫くして気持ちを落ち着かせた結愛を連れて海斗が戻って来た、2人の手には『あのチケット』が握りしめられている。2人とも震えていた、しかしこの学校を何とかしなきゃという正義感が強くなり震えはすぐに止まった。

幸太郎「現状を知りたい、黒服さん、事件現場にご案内をお願いできますか
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