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4. 「異世界ほのぼの日記2」118

Author: 佐行 院
last update publish date: 2025-07-28 09:37:42

-118 作戦への布石-

 監視カメラを取り換えてから、国王達は犯人グループを泳がせてみる事にした、そうでないとどうして今回の犯罪に至ったか等を含めて目的を知る事が出来ないからだ。

 通常通りの夕方5:00、リーダーの号令で採掘場の1日が終わる。

ブロキント「そろそろ終わろか、皆お疲れさん!!」

 犯人グループに怪しまれない様に速やかにその場を去るゴブリン達、因みに全員被害者が故に事情を把握していて国王達に協力的だ。

 しっかりと「報告・連絡・相談」が出来る様にデカルトとブロキントに光明が『念話』と『瞬間移動』を『付与』していた、これで何があってもすぐに対応できる。

 ただ光明には過去に嫌な思い出があった、「暴徒の鱗」で酒に酔った妻の結愛に土下座させられた記憶がある。

結愛(回想)「光明、まだネクロマンサーでもないお前が偉そうに『付与』を使ってんじゃねえよ。」

光明「あの時の結愛は酔ってたんだ、きっと本人も忘れているだろう。俺も忘れよう。」

 そう思いながら光明は作戦に最善の協力をした、実は今日のゴブリン達の行動も作戦の1つでもある。

ブロキント(念話)「国王はん、光明はん。これでい
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    -440 本当にやっちゃうの?!- 「ごめんなさい」で済む話かどうか分からないが今の状況はどう考えても結愛に罪があるとしか言えないので大企業の代表取締役社長として、いや妻として一刻も早く謝るべきでは無いかという意見を提示したい。最低でも早くそうしてもらわないと話が進まない、と俺個人は思う(傍らで見ているだけの奴が言うべきでは無いかもしれないが)。真希子(念話)「結愛ちゃん、言い逃れ出来ない空気になってきたのは分かっているね?そこのエルフさんが言った通りちゃんと謝ったら私自身は水に流してあげるから早く光明君に謝ったらどうなんだい?」 やはり何処の会社においても筆頭株主の力は偉大だ、流石に貝塚財閥の全権を握る真希子をこれ以上怒らせるのはまずい。「水に流す」と言ってくれている内に謝っておくのがやはり最善策だろう、社長だからと言って謝らなくても良いなんて事は全くもってあり得ない。ペンネ(念話)「旦那さん、ちゃんと「ごめんなさい」したら許してくれますよね?」 見ず知らずのエルフから突然飛んで来た『念話』に動揺の色を隠せなかったが、冷静さを保っていた光明は深呼吸をして対応した。光明(念話)「勿論です、誠意をもって謝ってくれればこちらだってちゃんとそれに答えるつもりです。」 本当は許せる訳が無い話なのだが折角出て来た第3者からの貴重な意見を無駄にする訳にはいかない、副社長はシルヴァー・エルフの言葉を決して否定する事をしなかった。ペンネ(念話)「ほら、旦那さんもこう言っているんだからちゃんと「ごめんなさい」しなさい。」 ペンネに威圧されて渋々だが頭を下げる結愛、『念話』なのでそこまでしても伝わらないと思うがそこはやはり「誠意を表す」という意味で必要かと推測出来る。結愛(念話)「ご・・・、ごめんなさい・・・。」光明(念話)「ま・・・、まぁ・・・、謝ってくれたら許さなくも・・・。」ペンネ(念話)「駄目!!それじゃ駄目!!ですよね、おば様!!」真希子(念話)「あ、ああ・・・、そうだね・・・。」結愛・光明(念話)「え・・・?」 一言で筆頭株主を味方につけたペンネは社長夫妻以上の力を持っている様に見えた、これは貝塚財閥にとって偉大な存在になるかも知れないぞ?ペンネ(念話)「ほら、謝る時はどうやってやるか分かるでしょ?」 えっと・・・、何となく嫌な予感が・・

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    -439 良いかどうかの判断は周囲が行う- 目玉焼き(鳳凰の卵)関連の『回想』シーンが余りにも長かった為に俺個人がメラルークに聞きたかった事なんだが、「A定食」の魚料理や「B定食」で提供する目玉焼きを焼く時は何を使っていたと言うのかな・・・。メラルーク「創造主様が私直々にご質問を・・・、これは有難き幸せ。焼き物等には魚焼きグリルやフライパン、そしてコンベクションオーブンを使用しております。」 やっと俺の偉大さが分かる奴が出て来たか、結構良いもんだが一先ずそれは置いとこう。皆の者苦しゅうない、面を上げい。結愛「おい創造主!!誰も頭を下げてねぇだろうがよ!!調子乗ってねぇで早くしやがれ、でないと話が進まないだろうが!!」 おいおい、折角良い気分になっていたのにぶち壊しじゃねぇか。この社長(ネクロマンサー)にはお仕置きが必要だな、いっその事もう1度死んでリッチにでもなりたいか?結愛「悪かったよ、おば様や俺を含んだ転生者は1度死んでる身だぞ。これ以上に回数を増やしてまた別の世界に飛ばすつもりか?」真希子「そうだよ、それに私に至っては死に方が笑いものにされる位に呆気なさ過ぎたじゃ無いか。何だい、「トイレで頭をぶつけて死亡」だなんて元の世界にいた頃には聞いた事も無かったよ。」 悪かったよ・・・、そこまで言わなくても良いじゃ無いかよ・・・。結愛「はいはい、こんな件(?)ももう慣れたからもう気にならなくなって来ちまったよ。早く話を進めてくれ、はぁ・・・。」真希子「結愛ちゃん、また大きいため息だね。「無理は決してするな」って言ったはずだけど大丈夫かい?」結愛「おば様には嘘をつけないんで正直に言うとこの世界に来てから増えた傘下の企業や施設の見回り、それに会議が重なっていたので余り休みを取れていなかったんですよ。」真希子「あんたね、頑張るのは良い事だけど無理して体壊したら元も子もないよ?」結愛「そうですね、また予定を見て休めるタイミングを見つけようと思います。」 その時、なかなか帰って来ない妻の事を『探知』した夫で副社長の光明が今の言葉に対して「放ってはおけるか」と言わんばかりに『念話』を飛ばして来た。光明(念話)「真希子さん、お言葉ですが結愛を甘やかさないで下さい。それ演技なんですよ、つい先日まで1人でグルメ旅行に行っていたんですから。」真希子(念話)

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    -436 必要のない懐かしい話- ダンラルタ王国のトンカツ屋に突如『瞬間移動』して来た「おば様」こと宝田真希子はどうやら今日は店での仕事が休みだったらしく、家で美味しいものでも作ろうかと気合を入れていた様だ。真希子「折角の休みだからゆっくりハヤシライスでも作ろうかと思っていたんだけどね、久々に弟子と食べたくなったから『探知』してみたらこれだよ。全く・・・、相も変わらずこの世界は騒がしいったらありゃあしないよ。」ピューア「ご迷惑を掛けて申し訳ありません、折角のお休みですから師匠はゆっくり過ごして下さい。」真希子「別に構わないよ、久しぶりにあんたと料理したかったから私だって嬉しいさね。」 久々に師匠と再会した弟子には真希子が見慣れた制服姿と違っていたので多少だが違和感があった様だ、初対面の時は私服姿だったはずだが今は何も考えない方が良いか。ピューア「それにしても師匠、そのお姿は何処かの制服だったりするんですか?」真希子「いや、これは私が元居た世界の伝統的なエプロンみたいな服さ。似合わないって言うなら着替えるけど駄目かね?」 ピューアは結愛の方を見た、2人共が同じ世界からやってきた転生者だからだろうか。結愛「おば様・・・、恐れ入りますが割烹着なんて着ていた事などありましたっけ?」 真希子が筆頭株主として貝塚財閥本社へと向かう際の赤いパンツスーツ姿をしていた時の記憶が強かったからか、結愛は真希子の割烹着姿を見て開いた口が塞がらなかった。真希子「あのね、いくら筆頭株主でも普段は(元)日本の主婦として生きている(?)私だって割烹着位着るよ。それよりその表情は何だい、そんなに違和感があるのかい?」結愛「そ、そんな事は無いんですけど初めて見たものですから。」真希子「そうかい?お料理する時は大抵着る様にしていたんだけどね、「初めて」って言うなら仕方が無いか。」 「おば様の発言は本当なのか」と何故か疑問に思ってしまった結愛は真希子の過去を1番に知っているはずの「あいつ」に『念話』を飛ばす事に、個人的には本人が言っているんだから疑う必要など無いと思うんだが・・・(と言うか久々に出番が来たみたいだな)。結愛(念話)「守・・・、今ちょっと良いか?」守(念話)「何だよ、今豚達に餌をやっているんだけど。」結愛(念話)「それでも『念話』位は出来るだろ?ちょっと聞

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