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5. 「あの日の僕ら」65

مؤلف: 佐行 院
last update تاريخ النشر: 2025-10-12 08:27:10

-65 幸せ溢れる病室-

 裕孝の両親は裕孝が小学校4年生の時、互いの仕事によるすれ違いを理由に離婚をしていた。その時裕孝の親権は家庭裁判所の判断で父親が持つことになり、光江は裕孝と会う事が殆ど無かったので2人が再会するのは久方振りであった。

 親子同士で会わなくなってから携帯電話の契約をしたので当人同士の連絡が無かったが故に裕孝は光江が今いる大学病院で働いている事を知らなかった(ここからこの看護師の事は光江と表記します)。

光江「裕孝・・・、元気だったかい?」

裕孝「母ちゃん、会いたかったよ。」

光江「あんた、彼女が出来たなんて言って無かったじゃないか。」

裕孝「父ちゃんにも言ってない、今は一人暮らししているから。」

 久方ぶりの再会に抱き合いながら涙を流す2人、そんな中香奈子が申し訳なさそうに申告した。

香奈子「あの・・・、いつになったら針抜いてくれるんですかね。」

 光江は血液検査の為の注射を刺しっぱなしにしていた事を忘れてしまっていた、注射器いっぱいに香奈子の血液が吸い出されていた。

光江「あらかなちゃん、ごめんね。忘れてたよ。」

裕孝「母ちゃん頼むよ、香奈子を殺さないでくれ
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    -190 優先すべきは店舗か個人か- 自分の屋台と同じチェーン系列である1店舗のオーナーである好美のまさかの行動に慌てて『念話』を飛ばした、別の店舗に食材を探しに行けば良いじゃ無いかと俺は個人的に思ったのだがこのまま国王を待たせたままだと「暴徒の鱗」の信用を落としかねないし何より好美の為にならない。しかし今の好美には仕事を忘れて折角の卒業旅行を楽しんで欲しい、一先ず理由及び動機を聞いてみる事にしてみた。渚(念話)「好美ちゃん、どういう事なんだい。バルフでこんなに食材を買い占めてどうするつもりなんだい?」 いち経営者として、そして先輩として好美のこの行動は許す訳にはいかない。しかし好美サイドにもそれなりの理由があって・・・、欲しかった。好美(念話)「え・・・、何の事ですかぁ~?」渚(念話)「あんたね、いくら「ビル下店」を好きな様にしていい権利を有しているからってこれはあんまりじゃないのかい?店の皆がびっくりしちゃうじゃないか。」 確かに好美は「ビル下店」のオーナーであるがその様な権利をいつの間に持っていたのだろうか、ただ先日の「鮪1本事件」と「大量の白菜・胡瓜事件」という前科があるので流石にイャンダやデルアもこの様な事態は懲り懲りだと思うはずだ。可能であれば買い占めた大量の食材を突然店内に出現させて驚愕させるという事態は未然に防いでおきたい。渚(念話)「何だい・・・、もう出来上がっちゃってんじゃ無いか。なのに酒を中心に買い占めているだなんて改めて聞くけどどういう了見なんだい?」好美(念話)「いや・・・、店を出た後に適当に何処かで呑もうかと思いまして。」渚(念話)「まさか・・・、あんた個人的な吞みの為に買い占めたのかい?ここは一応業務用食材の店なんだから私が来るって思わなかったのかい?」 こんなに買い占めてどうやって運ぶつもりなんだろうか、どう考えてもカペンには乗りそうにもない量なのだが今はそれ所では無い。冷静な表情をしながら好美の隣で2人の『念話』を聞いていた守が割って入って来た。好美(念話)「ネフェテルサ王国のゲオルさんの店で買って『転送』か『アイテムボックス』を使えば・・・。」守(念話)「すみません渚さん、こいつ最近酔ったら馬鹿買い癖が出てしまう様になっちゃうんですよ。この前も八百屋さんから「暴徒の鱗」の名前でピーマンを馬鹿みたいに買い占

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