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第22話

Auteur: 舟嶋
「青子……来てくれたのか……わたしは……わたしはあなたにすまぬことをした……青子よ……おばあさまは死ぬべきだ……わたしが愛しい孫を……殺してしまった……」

「わたしの良い孫嫁よ……どうか近くに来て……わたしに見せておいで……」

祖母は涙で目を潤ませ、青子の手を握ろうとした。

しかし青子は微塵も譲らず、冷たい表情でその場に立ったまま動かなかった。

「私を鞭打った時には、目上の者を敬わぬ、躾がなっておらぬ、親の躾も受けていない娘だと罵ったくせに」

「必要になると、『良い孫嫁』だと?笑止千万だわ」

祖母の瞳がかすかに揺れ、底知れぬ後悔の色を浮かべた。

「青子……わたしが悪かった……どうか近くに来て……わたしに見せておくれ……」

青子は一瞬目を閉じ、冷たく鼻を鳴らした。

「結構よ。目障りだから。私が来たのは、あんたたちが恋い焦がれている『愛しい孫』が、もしかしたら深村直樹の子ですらないかもしれないと、告げるためよ」

!!!

直樹が最初に目を見開いた。

「……何て言った?」

直樹はすぐさま智美を見た。智美の表情が一瞬で崩れた。

「立花青子!何をでたらめを言ってるの!?
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  • 散りゆく華に夢は醒めず   第17話

    祖母の表情は、侮蔑から次第に信じがたい驚愕へと変わっていった。その健康診断結果の紙が、彼女の震える手の中でひらひらと揺れた。「直樹……青子が……青子が妊娠しておる」たった簡単な言葉なのに、直樹にはまるで理解できなかった。「……妊娠している、だと?」彼は慌てて診断書を拾い上げ、患者名「立花青子」、妊娠6週間の確定診断と記されているのを目にした。直樹は目を見開き、しばらくは手が震えていた。「青子が……妊娠?彼女が本当に妊娠した?それじゃ、俺たちの子どもが……?」その言葉に、居合わせた者たちは皆、その知らせに頭がくらんだ。直樹の母も飛んできて診断書を覗き込んだ。「

  • 散りゆく華に夢は醒めず   第15話

    歓迎会が終わり、深村家の祖母は直樹だけを本邸に残した。智美を見送った直樹は、素直に祖母に付き添った。二人が庭園で錦鯉を眺めていると、祖母が口を開いた。「ほら、あの数匹、姿形の良い鯉はな、みんな智美が贈ってくれたのよ。あの椿の鉢植えもそう。わたしが花を愛でるのが好きだと知って、わざわざ友人に頼んで外国から運ばせたんだ。本当に心遣いが行き届いている」その言葉には、あからさまな称賛が込められていた。直樹は何気なく一瞥をくれた。錦鯉は確かに良いものだが、別段高価というわけではない。椿の花に至っては、市販で最もよく見かける種類だ。それでも、祖母が智美を気に入ってしまえば、どう

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