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第18話

秋月静葉
目が覚めると、朝になっていた。

裸のまま瑞樹が身を起こすと、隣には同じく何も身に纏っていない結香が寝ている。

瑞樹は思わず自分の頬を力いっぱい叩いた。しかし、夢ではないらしい……

自分が結香と?!

気配を感じたのか結香も目を覚まし、体を擦り寄せてきた。

「ねえ瑞樹、昨日はすごかったね。何度も求めてくれるなんて」

その言葉を聞いて、瑞樹の頭の中は真っ白になった。

「何を言っているんだ?」

動揺する瑞樹に、結香は戸惑った様子を見せたが、こう言った。

「瑞樹、これからあなたのことを一生大切にするから。私は、いい妻になれるように頑張るね」

しかし、瑞樹は何も答えず、黙々と服を着た。

これだけは認めるわけにはいかない。こんなことを誰かに知られたら、病院にいられなくなる。

それに、結香に対してそんな気持ちは微塵もない。

酒に溺れた過ち、そう自分に言い聞かせた。

「今すぐ君たちを家に送るよ」

結香は瑞樹が恥じらっているのだと思い、自分も大人しく着替えた。

「なんでもあなたの言うことを聞くわ」

瑞樹はそんな結香の芝居がかった様子に、胸の底から嫌悪感がこみ上げてきた。

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