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第122話

Author: 雨の若君
司野は素早く、江原家にとって「手強い相手」とはこういうことだと知らしめた。

彼は言葉でどうこう言うより、まず行動で示すタイプだ。江原家の会社を、直接的に叩き潰しにかかる。

大物の前では、何の抵抗もできず、ただ押さえ込まれるしかないのだ。

松信は半日も持たずに素羽のもとを訪ねてくる。司野のところに行きたくても、そもそも会わせてもらえないのだ。

「司野は一体どういうつもりだ?なんでうちを狙う?まさか祐佳に子どもができたのが気に食わなくて、裏で嫌がらせしてるのか?忘れるなよ、お前も江原家の人間だ。俺がここまで育ててやったんだぞ。

祐佳の子どもも、お前の甥っ子なんだぞ。この子が祐佳の腹から出てきたって、お前の腹から出てきたって、結局家族だろ?俺たちが本当の家族じゃないか」

正直、松信が来なければ、素羽は司野が江原家を追い詰めているなんて知らなかった。でも、松信のこの理不尽な物言いには、さすがに言葉を失う。

「お父さん、私と司野は正式な夫婦なんですよ」

「そんなのどうでもいい!結婚して何年経つと思ってるんだ、一つも子どもを産まないくせに、今やっと祐佳がその問題を解決してくれたんだ
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