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第208話

Author: 雨の若君
押し合ううち、素羽のパジャマのストラップが肩から滑り落ち、透けるように白い肌が露わになる。司野のいる角度からは、彼が愛してやまないその胸の谷間までが、はっきりと見て取れた。

衣服の下に隠された柔らかな肢体が、どれほど抗いがたい魅力で己を惹きつけるか、司野は骨の髄まで知り尽くしていた。

その眼差しに欲の光が宿るのを、素羽も見逃さなかった。

司野は元来、己の欲求に忠実な男である。しばらく妻に触れていなかったことも手伝って、沸き上がった熱が思考のすべてを焼き尽くし、衝動のまま、彼は素羽の体へと覆い被さった。

素羽は身を捩って必死に抵抗する。「妻を力ずくで犯すつもり?」

司野は彼女の両手首を掴んで頭上へ押さえつけ、まるで当然のことのように言い放った。

「俺たちはまだ、法の上では夫婦だ」

言うが早いか、司野はその白い肩に唇を埋めた。

「触らないで、汚らわしい!」

素羽の叫びも意に介さず、司野は片手でその顎を掴むと、乱暴に唇を塞いだ。

長年連れ添った夫婦でありながら、二人が唇を重ねた回数は、指で数えるほどしかない。司野にとって、口づけとはそれほどまでに親密な者同士が交わす特別な
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Mga Comments (4)
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智恵子
ホントですね ザマァはないし… 誘拐された時のエピソードで、もう十分です あんなことあっても、まだ希望を持ってたりしたことに顎が外れそう 別れる気がないようにしか見えません いつまでもいつまでも何やってんだよ!ですよね イライラしかしない
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中村 由美
退職して家売ってでした(汗)
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中村 由美
ちゃんと計画立てて逃亡して下さい。 さっき10話ぐらいで退職して今売って海外逃亡の偽装して逃げた小説読んだ。めちゃスッキリした〜
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