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14話 かつての思い出

Auteur: 子猫
last update Date de publication: 2026-01-31 19:00:00

結局次の日に起きた時もまだ返事は無いままだった。普段優希からのメッセージへの返事は一晩跨いだ事が無かく、これが初めてのことだった。

暁春からの返事が無い以上、何度も優希から送るのも憚られ、お昼過ぎに一度気遣う内容のメッセージを送っただけで、その日は一日中携帯を持ってソワソワしていた。

連絡が来たのは夜になってからだった。

食欲がなくとも赤ちゃんのことを考え、無理やり口にお粥を運んでいた優希は、着信音がなると反射的に携帯を取った。

『ゆうちゃん、連絡が遅くなってすみません。‎‎』

電話の向こうは静かだった。

『大丈夫よ。昨日から疲れたんじゃ無い?おばさまの容体はどう?』

『ニュースでも言っていたと思いますが、まだ一時的な回復なんです。昨日は少し瞬きと、こちらの問いかけに手を握る反応がありましたが今はまた反応がない状態に戻ってしまいました。でも、新薬の成分が脳の回復を促してくれるもので、投薬を続け
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