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第393話

Auteur: 清水雪代
その後数日間、美羽は過去のお堅い性格をガラリと変え、優しく、女性らしい話し方を学び始めた。

ダンスのレッスンにも通い始め、よりしなやかで気品のある自分を目指した。

そして、春馬会う口実を増やすため、彼の診察予約を取り、本当に歯列矯正を始めてしまった。月に一、二回は顔を合わせ、患者としてラインでも彼と話せるようにするためだ。

祥衣はよく智美に愚痴をこぼした。「美羽はどうかしてると思うわ。以前、私のことを恋愛脳だって散々批判してたのを覚えてないのかしら?今の彼女の方がよっぽど狂ってるじゃない。

歯列矯正で綺麗になるのは良いことだけど、まさかあの男のためじゃないでしょうね?それに、今の彼女の話し方、どうにも慣れないわ。以前のサバサバした彼女の方が好きだったのに」

智美は考えて言った。「誰かを好きになるのは、悪いことじゃないわ。人生は、色々経験してみるものよ」

ませていて恋愛に目覚めるのが早い人もいれば、三十歳になるまでに何度も恋愛を経験している人もいる。

一方で奥手で、ゆっくりとしたペースの人もいて、三十歳になってもまだ心を動かされたことがない人もいる。

祥衣は間違いなく前者
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