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第760話

ผู้เขียน: 清水雪代
「山本家の人間が、そう簡単に諦めるとは思えないな」と、悠人が静かな声で言った。

「分かっているわ。でも、彼らの好きにはさせない」

帰り道、後部座席で身体を休めながら、智美は保坂にメッセージを送った。

【今日は先に知らせてくれて本当にありがとう。おかげでぎりぎり間に合ったわ。お礼と言ってはなんだけれど、近日開催される芸術展のVIPチケットが二枚あるの。よかったらあげるわ】

そう打って、入手困難な電子チケットのデータを添付して送る。

それを受信した保坂は、スマホの画面を見た瞬間、驚きで目を輝かせた。

その芸術展のチケットは、彼女がずっと手を尽くしていたにもかかわらず、どうしても入手できなかったプラチナチケットだったのだ。

各界の著名な人物が多く集まる展覧会で、単に顔を繋げるだけでなく、ダイレクトに大型のビジネスに繋がる可能性が極めて高い。うまくいけば、彼女個人の年間の業績が倍に跳ね上がるかもしれないほどの価値がある。

いくら手柄を立てたとはいえ、これほど太っ腹な見返りを贈ってもらえるとは夢にも思っていなかった。興奮冷めやらぬまま、すぐに返信を打つ。

【岡田社長、本当にあり
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