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第758話

ผู้เขียน: 清水雪代
悠人も、心陽のなりふり構わぬ手口には呆れるしかなかった。

「一緒に上がる。俺が後ろについているから、思う存分やってこい。たとえ関係が決定的に壊れたとしても構わない、一切の遠慮はいらない」

その力強い一言で、智美の背筋にすっと芯が通ったように、足取りが一段としっかりした。

会社に駆けつけると、保坂が即座に出迎えてくれた。

「先ほど、わざとアシスタントに指示してプリンターにエラーを起こさせました。まだ印刷できていないので、書類へのサインには至っておりません」

「分かったわ。ありがとう」智美は安堵の息を吐き、静かに頷いた。

「いえ、社員として当然のことをしたまでです」

保坂は笑いながら、智美の後ろに控えている男にそっと視線をやった。

以前、ある接待の席で、彼――岡田悠人を見かけたことがある。あれほどの絶対的な権力を持つ多忙な男が、わざわざ智美の職場まで同行し、こうして背後で強力な後ろ盾となっているのだ。

二人の絆は、世間の噂など比較にならないほど深く、強固なのだと肌で実感した。

自分の判断は間違っていなかった。智美についていけば、自分の未来は限りなく明るい。

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