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第66話

Auteur: ASAMI
last update Date de publication: 2026-01-15 12:39:19

夏休みは宿題も終わらせなきゃいけないけど、今はバイトに集中したい。

宿題は……。

『マキ~……ごめん、宿題、やったら少し見せて~』

『そうだろうと思ったよ……。見せてあげるけど、その代わりバイト代出たら何か奢ってよね!!』

と、電話で交渉済み。

せっかくの夏休みにバイド漬けなのは悲しいけど、ハルが言うように、あたしは少しでも社会勉強が必要だ。

もちろん、柊への誕生日プレゼントを買うためにも!!

今日は、初めてのレジだ。

街中のコンビニのようにひっきりなしにお客さんが来るような店ではないから、それだけが救い。

ゆっくりレジに慣れることができるし、後ろにお客さんが並ぶ訳でもないから焦らずに計算することができる。

「いらっしゃいませ。216円です! ありがとうございました!!」

思ったよりレジは難しくなく店長に一回教わり、ハルにちょくちょく助けてもらいながら、なんとか一人でできるようになった。

「なんだ、ちゃんと成長してんじゃん」

ハルが、隣のレジからあたしを見て感心したように言う。

「まだ緊張はするけど、でも隣にハルがいてくれるから心強いし」

あたしがにっこり笑うと、ハルが一瞬驚いたよう
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