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第1039話

Auteur: 栄子
そんな日々は、娘が10歳になるあの夏まで続いた。あの日、芽沙は工場での夜勤中、真夜中に自宅が火事になった。義理の両親たちは皆逃げ出したというのに、10歳の娘のことを誰も思い出さなかったのだ。知らせを受けて帰宅した芽沙を待っていたのは、黒焦げになった娘の遺体だけだった。彼女は泣き叫び、気を失ってしまった。

病院で目を覚ますと、義理の両親たちは既に芽沙の娘の葬儀を済ませていた。芽沙の母親は、悲しみを堪えながら彼女に、まずは体を治して、それからまた子供を望めばいいと言った。そうすれば、義理の両親たちもきっと態度を改めてくれるはずだからと彼女の母親は説得していた。

そう言われた芽沙は人生で初めて母親に怒鳴った。そして、母親はブツブツ文句を言いながら帰って行った。芽沙は病院から義理の両親たちの家に戻り、説明を求めた。しかし、彼らは彼女を疫病神呼ばわりし、追い払った。周囲の人々もただ見ているだけで、誰も芽沙の味方をする者はいなかった。

芽沙は村や町で訴えたが、無駄だった。それどころか、騒ぎを起こしたことで警察に捕まり、拘留されてしまった。

その地域では、そうやって家族の歯向かうこと自体が許
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