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第1120話

مؤلف: 栄子
アヤノグループ。

綾は車を地下駐車場に停め、社長専用エレベーターで最上階の役員フロアへと向かった。

エレベーターを降りると、秘書が恭しく出迎えた。「社長、碓氷社長がお待ちです」

「ありがとう」綾は頷き、秘書に続いて社長室へと向かった。

ドアが開くと、秘書は身を引いて、「どうぞ」と促した。

綾は社長室に入った。

秘書は部屋を出て、ドアを閉めた。

誠也は窓際に立ち、スマホで電話をしていた。

綾は邪魔にならないよう、一旦ソファに腰かけた。

誠也も綾の方をちらりと見て、「先ほど言った通りに進めてくれ」と言った。

数言指示を出した後、誠也は電話を切り、スマホを机に置いて、綾の隣に座った。

「音々のドレス選びは順調だったか?」

「ええ」綾は答えた。「彼女はスタイルもいいし、美人だし、どんな服でもお似合いだったのよ」

「お前もウェディングドレス、似合ってたぞ」

その言葉を聞いて、綾は動きを止め、顔を上げて誠也を見た。「G国でのこと?」

「G国」という言葉に、誠也の顔色は一瞬強張った。

G国で起こった良くない記憶が、突然蘇ってきたから。

誠也の深い瞳に、動揺の色が浮か
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