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第1221話

Penulis: 栄子
「詩乃、あなたのことを信用していないわけじゃないんだ。ただ、俺の実家のことで、あなたまで嫌な気分になるのが嫌で」

浩平はこめかみを押さえて言った。「あなたにまで心配させたくなかったんだ」

「お兄さん、人は生まれや育ちの環境を選べないけど、それでも私が一緒に向き合いたいと思うのは、あなたのことが大好きで、大切だからよ。だから、あなたの全てを受け入れたいの」

浩平は、詩乃のその言葉に深く心を動かされた。

「本当に聞きたいのか?」

詩乃は立ち上がると、彼の前まで歩み寄り、両手を広げて言った。「ぎゅってして」

浩平はクスっと笑うと、彼女の腰を抱き寄せて自分の膝の上に乗せた。

詩乃は浩平の膝の上に座ると、両腕を彼の首に回して言った。「聞きたいの」

すると、浩平は彼女の鼻の頭を軽くつまむと、仕方なさそうに笑った。「わかった。全部話すよ。

あなたは、ずっと不思議だっただろ?俺がどうして蛍のことは妹として認めてるのに、由理恵さんのことは頑なに母だと認めないのか」

「ええ、すごく気になってた。でも、何度聞こうとしてもあなたが話を逸らすから、きっと話したくないことなんだろうなって思って
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