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第694話

مؤلف: 栄子
12月、北城で2週間以上降り続いた雪が、ようやく止んだ。

街全体が白銀の世界に包まれ、年の瀬の雰囲気が漂い始めた。

医師から、綾の退院許可が下りた。

骨髄移植は成功し、治療の過程で綾は非常に強い意志を保ち、医療スタッフにも積極的に協力していたため、予想以上の効果が出ていた。

一般的に白血病患者にみられる拒絶反応も、綾には全く出なかった。

丈をはじめとする専門医たちは、驚きと喜びを隠せないでいた。

午前10時、綾は正式に退院し、看護師に車椅子で特別入院病棟へと移送された。

引き続き特別入院病棟に入院し、経過観察と治療を続けることになったのだ。順調に回復すれば、今年の年末には退院して家族や友人とお正月を祝えるだろう。

朗報を受け、友人や家族は既に特別入院病棟で待機していた。

20日ぶりの再会は、まるで遠い時を経て来たようだった。

綾は依然と痩せていて、肌の色も以前より少しくすんでいた。これは移植による軽い皮膚の拒絶反応で、しばらくすれば自然に治るそうだ。

かつて腰まであった長い髪は鎖骨あたりまで切りそろえられ、黒いニット帽をかぶっていた。

星羅が真っ先に駆け寄り、綾
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