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第836話

Author: 栄子
真奈美は派手にため息をついた。「あなたたちのお邪魔するのは気が引けるから、やめとくよ!」

綾はため息交じりに言った。「......酔ってるんじゃないですか?」

「いいえ!」真奈美は缶チューハイを開け、グラスに2杯注ぐと、1杯を綾に差し出した。「付き合ってくださいね」

「すみません」綾は苦笑した。「私は体に気遣わないと......」

「一杯だけですよ!」真奈美は人差し指を立てた。「碓氷さんも、そんなに厳しくないでしょう?」

綾は困り果てた。真奈美は相当酔っているようだった。

気分が沈んでいると酔いやすいし、さらに真奈美はこのところ体調も優れない上に、飲むペースも早かったから、酔うのも無理はないのだ。

「もう飲んじゃダメですよ」綾は立ち上がり、真奈美の前に歩み寄ると、彼女の手からグラスを取り上げてテーブルに置いた。

しかし、真奈美は綾の手を振り払い、再びお酒に手を伸ばそうとした。

綾がそれを止めようとした拍子に、ビールが辺りにこぼれてしまった。

ちょうどその時、誠也と大輝がやって来た。

「綾」誠也は歩み寄り、既に酔って騒ぎ始めている真奈美を一瞥した。「今、こちらに行こ
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