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第863話

Penulis: 栄子
霞はユリの花束も持ってきた。

真奈美はその花びらにまだ露が残っているユリの花束を抱きかかえ、香りを吸い込んだ。

すると、沈んでいた気持ちが少し軽くなった真奈美は、霞の花選びのセンスがますます良くなったと褒めた。

霞は得意げに胸を張った。「当たり前ですよ!長年お仕えしているんですから、社長の好みも分からないようじゃ、私、役立たずじゃないですか!」

プライベートでは、霞は明るく無邪気な女の子だった。

しかし、仕事となると、霞の能力は非常に高かった。

学習能力も高く、逆境にも強い。

真奈美は彼女に期待を寄せていた。

「私は2、3日で退院できるから、後で会社に戻って私のノートパソコンを持ってきて。今週の定例会議はあなたが司会して。海外との会議は私が対応するから」

霞は頷いた。「かしこまりました」

それから、真奈美はさらに仕事の指示をいくつか出した。

霞は一つ一つメモを取り、付き添いの女性ヘルパーを残して、パソコンを取りに会社へ戻った。

......

18時過ぎ、若葉はその他の家族と哲也を連れて真奈美の見舞いへやってきた。

そして彼女は真奈美のために消化に食事も持って
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