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母との再会3

Auteur: 東雲桃矢
last update Date de publication: 2025-12-20 22:55:07

「あの、私からも、聞いていい?」

 乃愛は遠慮がちに聞く。水樹に話しかけるのは怖いけど、はっきりさせておきたいことがあった。

「なに?」

「贈り物を捨てたのはどうして? やっぱり、聖愛さんからだから?」

「あぁ、あれね」

 水樹は思い出すような仕草をすると、紅茶をひと口飲んでため息をつく。

「贈り物にはね、マナーがあるの。例えば、入院してる人には、植木鉢やパジャマを贈ってはいけないとかね。それらはずっと入院してろって捉えることができるから、禁止されてるの」

「聖愛さんが贈ったものも、マナー違反だったってこと?」

「そうよ。忘れもしない。割れ物とスリッパだったわね。割れ物は関係が壊れることを連想させるからNG。靴、靴下、スリッパなんかは、踏んで使うものでしょ? だから、相手を下に見てるって思われるからNG。普通の人から贈られたら気にしないけど、あの女、あれでも大手企業の秘書でしょ? そのへんのマナーは分かってるはず。なのにそれを贈ってきたってことは、宣戦布告ってことでしょう。そんなもの、使いたくもない」

 一生懸命選んだ贈り物に、そんな意味があったとは知らなかった乃愛は呆然とするのと同
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