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第45話

Author: 霜晨月
last update publish date: 2026-07-13 18:47:17

澪は気にも留めない様子で、涼しげな笑みを浮かべた。

「お褒めにあずかり光栄です」

「褒めてるように聞こえた?」

理奈は呆れを通り越して、思わずため息をついた。この子、口が達者なだけじゃない。どうやら相当図太いらしい。

とはいえ、あれだけ全力で演じたおかげで、気分はすっかり晴れやかになっていた。大きく伸びをすると、利弘に向かって顎をしゃくる。

「行こう、利弘。お腹が空いて倒れそう!」

利弘は待ちくたびれていたのか、真っ先に飛び起きると、理奈の肩を抱き寄せながら歩き出した。

「おう、行こうぜ! 校門前の焼き鳥屋、今日は俺のおごりだ!」

二人は笑い合いながら部室を後にした。

その場がひとまず丸く収まったのを見届け、

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