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第185話

Penulis: ドドポ
洵はこういった。

「俺は商人だ。商人は利益を追求し、損得勘定で動く。それが本能だ」

澪は洵と言い争う気力もなかった。どうせ彼は自分のやることはすべて正しく、正当な理由があると思い込んでいるのだ。

「私は長引かせるより、この騒ぎに乗じてさっさと離婚した方がいいと思うけど。ご両親もそう思ってるはずよ」

騒動の後、実際に業は洵を呼びつけ、これ以上会社の資産を減らすような嫁は置いておけないと告げていた。

洵と澪は屋上で風に吹かれ続け、髪が乱れていた。

澪はまだ冷静さを保っているつもりだった。

だが洵が冷静かどうかは分からなかった。

「洵、訴訟は取り下げるわ。でも協議書は作り直して。お金はいらないから、私に賠償も求めないで」

「いいだろう」

洵の承諾は予想以上に早かった。

「株価が安定したら、役所へ行きましょう」

今度は、洵が一瞬躊躇したのを澪は見逃さなかった。先ほどのような即答ではなかった。

「分かった」

それでも同意したことに、澪は安堵した。

これ以上話すことはない。澪は背を向けて歩き出した。

「澪……」

背後から、洵の抑揚のない声がした。

「どうしても俺
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