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第40話

Auteur: ドドポ
噂の出所は、澪がいるPO部署だった。同僚たちは皆、新技術は最初に千雪が考案したものであり、澪が千雪のアイデアを盗作したのだと言いふらしていた。

澪が全く気にしていないと言えば嘘になる。

だが、噂はすでに広まり、まことしやかに語られていた。

会う人ごとに弁解するわけにもいかないし、説明したところで信じてもらえず、言い訳がましいと思われるだけだ。

人の偏見とは巨大な山のようなもので、どれほど努力しても動かせないことを澪は知っていた。

社内の多くの同僚が最初から自分を良く思っていないことも分かっていた。

とはいえ、POシリーズは大ヒットし、ピーターの期待に応えることができた。澪自身は、自分の心に恥じることは何もなかった。

今日も澪は残業だった。

「ネイキ・メディア」が投資する大人気ドラマ「サプライズ・ライフ」で使用するオリジナルジュエリーのデザインを数点依頼されたのだ。

POシリーズの成功を見た彼らが、自らFYに提携を持ちかけ、澪を指名してきた。

夜の八時過ぎまで残業し、FYを出た時には外はすっかり暗くなっていた。

プップッ!

道端の車が彼女に向けてクラクションを鳴ら
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