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辺境地で家を借りる

Author: チビ
last update publish date: 2026-10-06 23:50:48

スタッフからランクの説明を受け、ポイントによってランクが上がること。

ランクの1番上はSランクで次がAで1番下がGランク。

壁に張ってある依頼書を受ける。

依頼書に書いてあるランクはそのランク一つ下から受けられる。

依頼は失敗すれば違約金がかかること。

素材等の買い取りができること。

魔物の解体を安くできること。

大体こんな感じよ。

「私はロギーって言うのよろしくね」

ロギーに案内されながら別の場所に連れて行かれる。

「ここで渡したプレートに本人情報を入れるわ」

キリアの首からネックレスをとり、水晶の前に置く。

「魔力か血が必要なんだけど、どっちがいい?」

「魔力で」キリアが答えると、ロギーはキリアを後ろから抱っこした。

棚に置かれた水晶はキリアには届かず、ロギーが手伝ってくれた。

水晶に手を置き魔力を流すとプレートが光り、手を離すと光りは消えた。

「これで証明書ができたわ。国や領に入る為の身分証明書になるし、お金もかからないから、門番に見せてね」

ゆっくり下ろされたキリアは頷いた。

「何か依頼見る?」

壁に張られた依頼書のGランクの依頼書が張られたスペースを見る。

以外と多い依頼書の大半は薬草や、ポーション作りで使う材料集めだった。

「ロギーさん、この素材は持ってるのを渡したらダメ?とりに行ったの限定?」

「持ってるのでも大丈夫よ!」

キリアはGランクの素材集めの依頼書を全てとり、

「どこに出せばいい?」と聞いた。

ロギーは首を傾げながらカウンターを指さした。

キリアは依頼書にある素材の個数分全てカウンターにマジックボックスから出した。

大きく目を見開きキリアと素材を何度か視線で往復した。

口をパクパクさせるが、経験豊富なギルドの受付嬢は我に返り素材をチェックしはじめた。

依頼書を確認し、問題無いことを確かめて依頼達成の印鑑を押していく。

「ちょっと待てて」ロギーがカウンターに戻り依頼達成の依頼書をカウンターにあった小さい水晶でスキャンしていく。

スキャンが終わると、首にかけてたプレートが光り、ランクがFランクに上げっていた。

「状態も良く数も合ってるわ。マジックボックス持ちなのね。冒険者向きだわ」

ロギーはキリアに微笑み

「お金はギルドに預金出来るわ。でもマジックボックス持ちなら必要ないわね」とパンパンの布袋2つを渡した。

「使い安いように銀貨と銅貨よ。成功報酬銀貨120枚と銅貨で150枚」

キリアは受け取ると銅貨の分をマジックボックスにしまった。

「銀貨はギルドに預金して」と言った。

「Fランクは討伐依頼はあるの?」

「辺境地は魔物が強いからFランクじゃ討伐依頼はでないわ」

ロギーが首を振った。

「依頼じゃなければ魔物を狩ったらいけない?」

「かまわないよ。依頼達成にはならないけど依頼が出てたら成功報酬がはいるわ」

「FランクでもAランクの魔物を狩ってもいいのね」

「ええ大丈夫よ。ただ依頼が出てる可能性があるからギルドに報告してその魔物の1分を持ってきてね」

「わかった」

空き家の情報を聞くと、隣の商業ギルドに行けば教えてくれるよと聞き、キリアは明日また来ると伝えギルドを離れた。

商業ギルドは冒険者ギルドより広く綺麗だった。

空き家を教えて貰い、冒険者ギルドに近い場所の小さい家を借りた。

「契約料が銅貨70枚と今月の残りの家賃と来月の前家賃で銅貨95枚だけど払えるかな?」

年配の痩せたおじさんが困ったように言った。

「銀貨は1枚で良いよね?」キリアがローブのポケットから銀貨を1枚とりだし、テーブルの上に置いた。

おじさんはセルと名乗りお釣りを渡すと、家に案内してくれた。

歩くこと5分。

「ここは雨漏りしないし、家具があるから使っていいよ。いらなかったら捨てていいよ」

「ギルドの先に市場があるから食べ物や生活用品はそこにある」セルはキリアに町の事を教え世話をやいた。

セルはキリアに門番と同じような事を聞き、キリアもまた同じように答えたため、ここでも孤児だと思われた。

「前の家から荷物を運んで来るから今日は前の家に戻るね」

キリアはセルから渡された鍵を貰った。

セルが商業ギルドに帰ると、家をクリーン魔法で綺麗にし、家の内側だけ修復魔法で治した。

ここで生活する気はないが、テレポートで転移するわけにもいかずテレポート用の部屋を借りたのだ。

家賃銅貨15枚ですむ。

部屋は2つとキッチン。風呂は残念ながら平民の家にはない。

風呂はかなり高価なため、貧乏貴族でも持っていない。

お湯にタオルをつけて身体を拭くのが一般的だ。

川や湖が近い者はそこで身体を洗う。

石鹸などないため汚れを落とすだけだ。

キリアは家に結界を張りアマリリス領に戻る。

途中の門で若い門番に無事冒険者になったと報告した。

門から離れ誰もいない事を確かめるとテレポートで領地の屋敷の自室に戻った。

帰った事をメイドにバンに伝えさせた。

屋敷には風呂があり、メイドに準備してもらう。

手伝いを断り、キリア作のシャンプーとリンスとボディソープで汚れをとりスッキリして部屋に戻る。

王都の屋敷や領地の屋敷には風呂が1つしかないのだ。

まぁあるだけ良いよね!

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