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第802話

Auteur: タロイモ団子
悠真は仕方なく鼻をすすり、紬に説明した。

「ママ、芽依ちゃんはママに会いたくてたまらなかったんだ。この間、望美さんは本当に僕たちに意地悪だったよ。それに、動画を撮ったのも望美さんに脅されたからで、僕たちにはどうすることもできなかったんだ」

最後の言葉には、悠真なりの言い訳が込められていた。

二人は自分から望美に協力したわけではない。すべて、あの女に無理やりやらされたのだと。

だが、紬はそんな細かいことを気にしなかった。

「もういいわ、悠真くん。二人が望美に無理やりやらされたってことは分かっているから。安心して、ママはそんなことも分からない人間じゃないわ」

悠真の目が揺れ、張りつめていた気持ちがようやく解けた。

紬は手を伸ばし、芽依の背中を優しくトントンと叩いた。その手つきは軽やかで、辛抱強かった。

芽依の気持ちが落ち着くのを待ってから、紬は優しい声で尋ねた。

「芽依ちゃん、この間、一体何があったの?」

芽依は紬に心配をかけまいと、やはり何も話さないことを選んだ。

うつむきながら小さな手をぎゅっと握り合わせ、言葉を詰まらせながら口を開く。

「ママ、昔のことはもう終
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