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第8話

Author: 九月の楓
【離婚協議書】

【離婚届】

そういう内容が、真っ先に湊の目に飛び込んできた。

全身が凍りついた。

彩良はただ意地を張って、離婚すると言っているだけだと思っていた。

まさか、本当に離婚の書類まで用意していたなんて。

しばらくして、湊は書類をめくった。

署名が必要なところには、どこも彩良の名前が記されている。

あとは自分が名前を書くだけで、彩良との結婚は完全に終わる。

そう考えただけで、胸の奥を誰かに力いっぱい引き裂かれたようだ。

息ができないほど、痛い。

でも、離婚するなんて、湊は絶対に認めない。

慌てて彩良に連絡しようとしたが、手からスマホが滑り落ちた。

パリン。スマホが床に落ち、湊は拾おうとしたところで椅子の脚に足を取られた。

よろめいた拍子に、そのままスマホを踏みつけた。

画面が一瞬で粉々に砕けた。

「そんな!」

湊は絶叫した。そして砕けたスマホを掴み、そのまま家を飛び出した。

けれど、今は午前2時。スマホ修理の店はどこも閉まっている。

それでも気が急いて、とても待ってなんていられない。

新しいスマホを買おうと、ようやく営業している店を一軒見
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