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第1007話

Author: 風羽
......

それから一週間後、桐島宗助はB市へ出張でやって来た。

本来は、仕事が終わったらすぐに帰るつもりだった。前回、桐島霞にひどく傷つけられた彼は、時折心のどこかで彼女を思い出すことがあっても、そう簡単にプライドを捨てたりはしなかった。

桐島霞から歩み寄ってこない限り、自分からはよりを戻すつもりはなかったのだ。

そんな中、まさか彼女が中村秘書に間に入ってもらうとは、思いもよらなかった。

帰る前の夜、桐島宗助は窓辺に立ち、新聞を読んでいた。濃い青色のシャツがダンディな雰囲気を醸し出し、40歳手前とは思えないほど若々しく、風格があった。

この一週間の間、女性から絶え間なく電話がかかってきた

しかし、桐島宗助は動じることなかった。

そばにいた中村秘書がお茶を淹れ、ソファ横にあるローテーブルに置くと、優しい声で言った。「一週間お疲れさまです。どうして、少しも休もうとされないのですか?せっかくB市にいるのですから、泊まれる場所だってありますし......」

桐島宗助は首を回しながら言った。

「昔は、女がそばにいなくて眠れないと思ったこともあったけど、今は一人の方が落ち着
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