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第213話

작가: 風羽
九条薫は玄関を見た。シェリーのおもちゃやドッグフード、おやつが小さな箱に入っていた。

藤堂沢はシェリーを捨てるつもりだ。

彼女は荷物を運び込み、静かに言った。「彼は大きなプロジェクトを獲得して、今はきっと満足しているから、私たちに構っている暇はないわ......これから......私がシェリーを飼うことにするわ」

シェリーは黒い瞳でじっと彼女を見つめていた。しばらくすると、小さな頭を彼女の胸にうずめ、とても甘えている様子だった。

小林颯は言った。「情が移っちゃったのね!」

ちょうどその時、九条薫の携帯電話が鳴った。誰からか考えるまでもなく、藤堂沢からだった。

九条薫はバルコニーに出て電話に出た。

電話に出ると、北風の音と、男の浅い呼吸が聞こえてきた......しばらく沈黙が続いた後、藤堂沢が静かに言った。「薫、新年おめでとう」

九条薫は傷ついており、まだ完全に吹っ切れていなかった。

それでも、彼女は平静を装って、「あなたも、新年おめでとう」と返した。

彼女は少し間を置いて言った。「シェリーのことは私が引き取る。でも、あなたは会いに来ちゃダメ。写真も送らない。あなたが
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