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第1184話

مؤلف: 桜夏
聡が透子に話す内容は、案件の細部にまで及び、透子はそれを聞きながら、多くのことを学び、予期せぬリスクを回避できると感じていた。

……

話が一段落すると、仕事を口実に透子と話すという聡の手は、もう使えなくなった。

聡がどうやって雅人を追い払おうかと考えていると、妹の理恵がこちらへやって来るのが見えた。

理恵は手にスナック菓子の袋をいくつか抱え、雅人のそばまで来た時、「うっかり」足を挫き、きゃっと声を上げ、そのまま雅人のほうへと倒れ込んだ。

雅人は、自然に手を伸ばして理恵を支えた。お菓子は地面に落ち、透子はそれを見て、慌てて尋ねた。

「理恵、大丈夫?」

理恵は眉をひそめ、どこか苦しそうな表情で、体重のすべてを雅人に預けた。そして俯いて自分の足首を見つめ、言った。「捻っちゃったみたい」

透子が理恵を支えようとすると、理恵は透子が手を伸ばす前に顔を上げて言った。

「橘さん、ごめん。あそこの椅子まで肩貸してくれない?お願い。

透子、落ちたお菓子、拾ってくれる?あなたに食べさせようと思って、持ってきたのよ」

雅人が理恵を支えて去り、透子はしゃがんでお菓子を拾い上げた。山の上な
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