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第753話

作者: 桜夏
透子が自ら駿と聡を家に招いて食事を振る舞い、しかも腕によりをかけて豪華な料理を作った……

嫉妬していないと言えば嘘になる。いっそ駿も聡も海に放り投げて、透子から永遠に引き離してやりたいとさえ思った。

だが、それは頭の中で荒々しく想像するだけで、現実にはできるはずもない。

蓮司はまた、あの写真に写っていた料理の一つ一つを思い出す。どれもが見覚えのある、かつて透子が自分のために作ってくれたものばかりだった。

そして、自分が家に帰るたびに、彼女が笑顔で出迎えてくれたこと。それなのに自分は、その笑顔に冷たい視線と嘲笑を返していたこと。

膝の上に置かれた両手を、骨が白く浮き出るほど強く握りしめた。

蓮司は下唇をきつく噛み、時間を遡って過去の自分を殴りつけてやりたいと、心の底から思った。

今日のこの状況は、すべて自分が招いたことだ。自業自得以外の何物でもない。

……

翌日。

理恵はいつも通り透子を会社まで送り、すべてが平穏に見えた。

その頃、別の場所では。

何日も考え抜いた末、美月はついに、児童養護施設の院長に金を渡す完璧な方法を思いついた。それは──

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