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第1223話

Autor: 小春日和
海外、福本家。

「だから全部話しただろ!俺が嫌がってるんじゃないんだ、外に出られないんだって!」

福本英明は悔しそうに叫んだ。「お前、うちの親父の性格なんて知らねえだろ!もし本当に俺を助け出せたら、そりゃもう認めるよ、あんたがすげえってさ!おい?もしもし?冬城、何か言えよ!」

福本英明はふとスマホの画面を見下ろし、冬城がすでに電話を切ったことを確認すると、イラついた様子でそのままベッドに放り投げた。

こんなに何日も家に閉じ込められてるってのに、あいつの頭の中はまだ真奈ばっかり!たまには、この弟子のこともちょっとは気にかけろっての!

もし冬城が真奈に近づくのを手伝っていなければ、実の親父に監禁される羽目にもならなかったのに。

そんなことを思いながら、福本英明はそっと寝室のドアから顔を覗かせた。すると、廊下にいた小春が彼の姿を見つけるなり、何のためらいもなくドアを閉めようとした。福本英明の頭が挟まるかもしれない、なんてことは一切気にしていない様子だった。

幸い福本英明は素早く手を伸ばしてドアを押さえ、にこにこしながら言った。「小春、面白い話してやろっか?」

「聞きません」

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