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第279章

Author: 小春日和
……

録音の声が響いた瞬間、浅井の顔は真っ青になった。

冬城の視線が鋭く光り、冷ややかな怒りが彼の目に宿る。

浅井みなみの体は小刻みに震えていた。彼女は必死に録音ペンを奪い取り、床に叩きつけて粉々にした。そして、壊れた録音ペンを指差しながら叫んだ。「これは編集されたものですよ!偽物です!私はこんなことを言ったことがありません!司さん、お願い、騙されないでください!これは全部、真奈が私があなたの子供を身ごもっていることを妬んで仕組んだ罠ですよ!彼女は私たちを引き裂こうとしてるのです!」

そう言いながら、彼女は冬城にすがり寄ろうとした。しかし、冬城は彼女を冷たく制し、声にはこれまでにないほどの嫌悪感が滲んでいた。「200万ドルで真奈の命を奪い、お腹の子供を盾に冬城夫人になろうとした……俺はお前がそんな女だとは、思わなかった」

「司さん……」

浅井みなみは震えながら、涙を浮かべて訴えた。「違います……これは彼らが仕組んだ罠ですよ……これは事実じゃないです……」

真奈は彼女の必死の言い訳を、ただ冷ややかに見下ろしていた。

だが、もう何を言ったところで、冬城は信じないだろう。

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Comments (1)
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良香
たとえ、黒澤との不倫などと騒いでも、真奈ちゃん動じないんだろうし、もう黒澤に彼女を頼む、とか言ってお前は身を引きなさいよ。 浅井は処しても良いぞ。犯罪者やからな。 罪は償わせろ。誘拐犯引き渡されちゃって〜。 死んじゃうね
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