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第403話

Author: 小春日和
真奈が何も言わずにいると、白石もまた、浅井を立たせようとする素振りを見せなかった。

その沈黙の中で、出雲が口を開いた。「夕夏が以前あんな言動をしたのは、心のわだかまりが原因なんです。昨夜、しっかりと話し合いをして、彼女ももう過去を手放しました」

そう言って、出雲は浅井の方に目を向けた。「夕夏、昨夜自分で言っていたじゃないか。瀬川さんに頭を下げて、謝るって」

浅井は何度も頷き、すでに反省し切ったような様子で前に出て、真奈の前に跪き、頭を深く下げた。「真奈さん……以前私は、冬城総裁のことが好きでした。それで嫉妬に駆られて、あなたにたくさんのひどいことをしてしまいました……ここで心から謝ります。どうか許してください……」

その時の浅井の表情はあまりにも澄んでいて、まるで一切の穢れを知らない少女のようだった。そんな彼女の姿を見つめながら、真奈はわずかに眉をひそめた。

まるで、本当に悔い改めたように見える。

だが、浅井がここまで態度を変える理由など、たったの二つしかない。

一つは、本当に彼女が変わり、出雲という本当の愛に出会ったから。

もう一つは、浅井が我慢し、まず弱みを見せて、
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