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第 89 話

Author: スイカのキノコ
その場の全員の視線が、周作に向けられた。

周作は真依を一瞥し、次に玲奈を見て、不思議そうな顔で口を開いた。「もし昨夜、瀬名社長が彼女を部屋まで支えて行ったことを誤解してるんだとしたら、僕も現場にいたんだよ」

「何時ごろに彼女を部屋へ連れて行ったの?」麗華が素早く話を引き出そうと、抜け目なく問いかけた。

周作は彼女を見て肩をすくめた。「あなたが朝の四時に投稿してたほうがよっぽど不自然だろ。今さら時間を聞いてくるなんて、わざとじゃないの?」

麗華は即座に冷笑した。「つまり私が四時に投稿したのは、わざと彼女を陥れたって言いたいわけ?」

周作は気にも留めない様子で言った。「さあな。でも四時なんて普通寝
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