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58.三上と華の新たな関係 (後編)

last update Last Updated: 2025-07-12 21:57:00

妊娠中も身の危険から守るために送迎し、父にこの別荘に非難することを提案してくれた先生。お腹の子の父親を疑われた時も三上先生だけが信じ続けてくれた。

そして、慶と碧のことを我が子のように可愛がってくれる。おもちゃで遊んだり、車で色んな場所に連れて行ってくれたり、抱っこして微笑む優しい眼差しも、一緒に成長を喜んでくれることも子どもたちへのまっすぐな愛情が伝わってきて、とても嬉しかった。そのことが子どもたちにも伝わり、子どもたちも先生のことを「みみ」と愛着を持って呼んでいる。先生は私にも子どもたちにも大切な存在だ。

そんな彼を、私は「専属医」以上の存在としてずっと見ていることに気がついた。

「華ちゃん、不謹慎かもしれないけれど昨夜、僕は嬉しかったんだ。華ちゃんが頼ってくれたことも自分が役に立てたことも。」

「先生……。」

「改めてもう一回言わせてくれないかな?これからは僕が華ちゃんと慶くん、碧ちゃんを守りたい。だから、華ちゃんの隣にいさせてください」

産後間もない時期に言われたときは、離婚したばかりで考える余裕すらなかった。

でも、その後も変わらず、いやそれ以上に、私のこと、子どもたちのことを考え尽くし続けてくれた。そして、ずっと前から何か困ったことや、悲しい事があったときに駆けつけてくれるのはいつも三上先生だった。

瑛斗への

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Comments (3)
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LaLa Kyunyao
絶対この三上先生、悪い奴でしょ。DNA鑑定にも関与してると思ってるけど。 華ちゃん、騙されて欲しくないな〜
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ババ
もう、三上先生と子供達と一緒に幸せになってほしい。
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YOKO
あの表紙の人は一条氏?三上先生?どっち?
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