大好きな幼馴染が手の届かない大人気アイドルになってしまった…

大好きな幼馴染が手の届かない大人気アイドルになってしまった…

last updateTerakhir Diperbarui : 2026-03-09
Oleh:  籘裏美馬Baru saja diperbarui
Bahasa: Japanese
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小さな頃から大好きだったお隣さんの【瀬見 奏斗(せみ かなと)】 彼は、幼い頃から可愛らしく、成長するにつれて精悍な顔つきに変わり、格好よくなった。 そんな奏斗が芸能界に見出され、アイドルとしてデビューする。 私が、奏斗に何度好きだと告白しても、笑って本気にしてくれない。 だけど、奏斗を嫌いにもなれない。 他の人を好きになろう、とした事もあるけど、やっぱり奏斗の事が大好きで、私は諦める事を諦めた。 私──【四ノ宮 香月(しのみや かつき)】は、奏斗、いえ、アイドルのKanatoの1番のファンであり続け、一生応援する! 芸能界は、様々な誘惑があって、奏斗が様々なスキャンダルに巻き込まれたとしても。 誰かと熱愛報道が流れたとしても。 私は、奏斗のファンでい続けるんだ。

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Bab 1

1話

煌びやかな世界の向こう。

沢山のフラッシュに囲まれて【彼】はそこにいる。

見慣れた、嬉しそうな笑顔。

笑うと少しだけ見える八重歯。

まるで黒曜石のように光に反射するさらさらの黒髪。

ふ、と視線を上げた【彼】と目が合う。

「今日は、このような素晴らしい賞をいただき、夢のようです」

重低音の、バリトンボイスが鼓膜を震わせる。

色気を含んだ、心地良い声。

その声が、スピーカーを介して紡がれた。

「応援して下さっているファンの皆様に感謝を。そして、これからもよろしくお願いします」

はにかむような笑みが《画面》いっぱいに映し出される。

そう──。

私、四ノ宮香月(しのみや かつき)は家のリビングのテレビに齧り付き、モニター越しに笑う、今国内で1番人気のアイドルグループの授賞式を見ていた。

私が大好きな奏斗(かなと)──Kanatoは、画面の向こうにいる自分達のファンに向かって、にこやかに手を振っていた。

「奏斗くん、帰ってくるの明日だって?」

背後で、お母さんの声が聞こえた。

私は振り返らずに「うん」と頷く。

「色んなインタビュー受けて忙しいでしょうに…体壊しちゃわないかしらね」

「最近はマネージャーさんにしっかり健康管理をしてもらってるから、大丈夫みたい」

「あら。敏腕マネージャーね。美人だし、仕事もできるし、いい人にマネージャーをしてもらっているのね。良かったわ」

「……うん」

敏腕マネージャー。

いつも奏斗の近くにいる、とても美人な人。

何度か、奏斗とそのマネージャーの間に何かあるのでは、とネットで噂になった事がある。

奏斗も、マネージャーも、ただの仕事仲間だと発表していたし、事務所も2人の関係を否定していた。

だけど、私は1度見てしまった事がある。

深夜、奏斗がマネージャーの運転する車で送ってもらった時。

車を降りた奏斗を追って、マネージャーが奏斗の腕を掴んだ。

そして、マネージャーが奏斗にキスしている姿を。

「……私の告白なんて、いつも流すくせに」

「え?香月、何か言った?」

「ううん。何でもないよ」

私は、お母さんに笑って答える。

奏斗──国民的アイドルグループに所属するKanatoは、私の幼馴染だ。

お隣さんで、引っ越してきた時期も同時期。

最初は引っ込み思案で、人見知りが激しかった奏斗と一緒に遊ぶようになったのは。

奏斗が私に笑ってくれるようになったのは、いったいどれくらいからだろうか。

小学校も、中学校も、高校も。

全部一緒だった。

何をするのも、どこに行くのも私と奏斗は一緒だった。

だけど、高校卒業間近。

奏斗は芸能界にスカウトされた。

最初は読者モデルから。

そして、人気が出て、タレントとして歌番組に出た時。

奏斗の歌の上手さが知れ渡った。

それから、あれよあれよとあっという間に奏斗はアイドルとしてデビューする事が決まってしまった。

元々、知名度も人気もあった奏斗がアイドルとして成功するのも、当たり前のようだった。

瞬く間に人気が出て、グループの実質的なリーダー、センターになった奏斗は、私の幼馴染から、遠い存在に変わってしまった。

「こんなに近いのに、手が届かない」

私が伸ばした手は、カツン、と無機質な液晶に当たってしまう。

冷たい感触。

寂しくて、恋しくて。

私は自分の膝に顔を伏せて、テレビから流れる奏斗の歌声をずっと聞いていた。

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