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7.お腹の子の父親は?玲の告白

last update Huling Na-update: 2025-06-11 21:57:29

コンコン----

社長室のドアがノックされて俺と空が視線を向けると、そこには玲が立っていた。

「瑛斗?三上先生から話聞いた?まさか、お姉ちゃんが妊娠していたなんて……。」

「……なんでそのことを?」

「今、ここに来る途中で三上先生に会ったの。三上先生が瑛斗の会社にいるなんておかしいから理由を聞いたら、お姉ちゃんが妊娠していたって。」

「ああ……。断言はしなかったが間違いないと思う」

俺が沈んだ声で返すと、玲は声を震わせながら涙ながらに続けた。

「しかも、それが瑛斗ではなく別の男性だなんて。私、瑛斗の気持ち考えたら悲しくて悔しくてしょうがないの……」

「え?なんだって!?玲?それは本当か?」

「……ええ。三上先生から聞いたわ。でもこれが本当ならお姉ちゃんが出ていったのも納得いくわよね。お姉ちゃんは、他の人の子どもが出来たから瑛斗の元を去ったのよ!!そうでなければ、夫である瑛斗に言わないなんておかしいもの。今頃、タイミングよく離婚を切り出されて良かったと喜んでいるのよ。だからすぐにサインして家を出ていったんじゃないの?」

「…………。」

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Mga Comments (2)
goodnovel comment avatar
瑛斗騙されすぎ。馬鹿なの。
goodnovel comment avatar
おゆき
瑛斗の思考パタ一ンは子ども時代のまま大人になったのか? 玲は瑛斗の母親なのか? 心が未熟なまま体だけが成人になってしまったような悲劇を感じた。
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