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第7話

Author: ロリポップ
駿が彼を冷たく睨みつけた。

「誰だ、お前は」

長谷川弁護士は薄く笑みを浮かべた。

「彼女の弁護士です」

莉奈の写真展は中止されなかった。

それどころか、テーマをわずかに変更してきたのだ。

「霧の帰る場所」が「霧の帰る場所へ」に変更されていた。

駿からメッセージが届く。

【テーマは変更させた。これなら著作権侵害には当たらないはずだ】

画面に浮かぶその文字を見つめ、私は冷笑を漏らした。

彼は忘れているのだ。

私が登録したのは、単なるタイトルやテーマ名だけではない。

企画書の文面、さらにはビジュアル草案に至るまで、すべて網羅し、権利を確保しているということを。

長谷川弁護士は静かに告げた。

「彼らは、あなたが情に流されて引き下がると考えているのでしょう」

「なら、その目算を狂わせてあげるわ」

写真展の初日、私は会場へと足を運んだ。

展覧会の入り口には、巨大なナイトランプのオブジェが設置されていた。

それは、私が自分の結婚式のために考え抜いたプランを、ほぼそのまま盗用したものだった。

純白のドレスを身にまとった莉奈がランプの灯りの下に立ち、メディアの取材に
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