-169 暑すぎたけど- これは飽くまで俺のイメージの中での事なのだが、大抵の砂漠地帯は寒暖差が激しく夜中の気温が極端に低い事が多い。しかしこれはどうやら現実世界(元の世界)での事らしく、バルファイ王国の大半を含むこの異世界の砂漠地帯は1日中気温が高いが故に住民は毎晩寝苦しさと戦っている様だ。 だからか・・・、あんたら2人が1晩中ずっとリバーシをしていたのは。好美「そうよ、暑くて仕方なかったんだから一睡も出来なかったの。」 だったら住民達の様にエアコンや扇風機を使って寝れば良かったんじゃ無いか?好美「あのね・・・、あんたはずっと実家暮らしだから分からないかも知れないけどエアコンって待機電力をも考えると電気代が馬鹿みたいにかかるのよ、無暗に使う訳にもいかないじゃないの。」 確かに同様の理由で冷却シートや氷枕を使う等して家電の使用を抑える住民もいるけど、自分の家じゃないのにドケチ魂を発揮してんじゃねぇ!!好美「何言ってんの、そんな事してたら癖がついて家でもそうしちゃうのよ。こういう時だからこそしっかりしなくちゃ。」 う~ん・・・、気持ちは分かった。だからってあんな格好(と呼んで良いか分からん状態)でリバーシをするやつがいるかよ、風邪引いたり何かしらを疑われたりしても仕方無いんだぞ。好美「仕方ないでしょ、暑さ対策しながらだとゲームに集中出来なかったんだから。」 好美な・・・、あんたも女の子なんだから少しは恥じらいを持てよ。こんな事何回も何回も言わせんじゃねぇ。好美「余計なお世話よ、彼氏の前だから別に構わないじゃない。」 はいはい・・・、そうですか・・・、もう何も言えねぇから話を続ける事にするわ。 朝食を終えた2人は大広間を出て客室に戻ろうとしていた、先程の回想の間もずっと食事をしていた訳だから結構な時間を過ごしていたと言えるのでは無かろうか。好美「こういう時はね、美味しく食べるのも大事だけど元を取る事を最優先しておかないといけないの。」 あのさ、1つ聞いても良いか?好美って年齢を鯖読みしてね?好美「失礼ね、私の事をババァだって言いたい訳?」守「それにこれから先何があるか分からないんだから食える時に食っとかねぇと駄目だろ。」 確かに言っている事はごもっともだが、この世の中「腹八分目」って言うだろう?腹パンパンになるまで食っちまうとなると
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