寒真は顔全体を彼女の下腹部に埋め、厚かましく言った。「お前はチビのママだ」とにかく彼は気にしない。彼女が慰めてくれている、愛しい人が慰めてくれているのだ、内心は嬉しくてたまらなかった。夕梨は変わらず浅く微笑んでいた。その笑顔は寛容だった。彼女の心はとても静かだった。この子の到来のせいかもしれないし、寒真の献身のおかげかもしれない。だが彼女は深く追求しようとはせず、すべてを自然の成行きに任せることにした。寒真はさらなる要求をした。「今夜はここに泊まる。万が一チビがまた動くかもしれないし」「朝倉寒真」男は開き直って駄々をこねた。「知るか。俺の特権だと思ってくれ。それに俺たち二人、未婚と未婚、やましいことなんて何もないだろ。ただ抱き合って寝るだけだ、どの国の法律にも触れやしない」素晴らしい、法律まで持ち出してきた。……一人は駄々をこね、一人はそれを甘やかす。寒真はついに念願叶って、泊まることになった。夜、別荘の空気は甘い香りに満ちていた。家の使用人たちは、口元を隠してこっそり笑っていた。日が経つにつれ、彼女たちは寒真をかなり気に入っていた。190センチの大柄な体格、溢れる安心感。あの顔、あの体躯、そしてあの長い脚は、スラックスを履いていても張り詰めた筋肉が見て取れ、80歳の女性でさえ大好きになってしまうほどだ。――お嬢様は本当に果報者だわ。夜。夕梨はシャワーを浴び終え、真っ白なバスローブを羽織ってドレッサーの前に座り、髪を乾かしていた。寒真は仕事を片付けてからやってきて、彼女の髪を乾かし始めた。乾かしながら説得する。「久保さんから髪を切りたいって聞いたけど、やめておけよ、俺が手入れしてやるから……お前はさ、俺にとっては、十分すぎるほど大事な女だろ。ロングヘアが似合うよ」夕梨は軽く鼻を鳴らした。「変な言い方しないで、私はあなたの『大事な女』じゃないわ」寒真は鏡越しに彼女を見た。その眼差しは熱烈だった。しばらくして、彼は軽やかに問い返した。「お前じゃないなら、誰だっていうんだ?」夕梨は髪を掴み、軽く奪い返した。「誰だか知らないわ。玲丹かもしれないし、彩望かもしれないし、あるいは変な女……ああ、朱里もいたわね」寒真の眼差しがいっそう奇妙になった。彼は思
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