いやいやと痛がるエルザは可愛いが辛そうだ。酷い男を演じないといけないと分かっている。しかし、そこまで痛がる彼女に、そんな事はできない。 本当はもっと先に進みたいのだが、ぐっと耐えながらエルザに声をかけた。「痛いならキスに集中しろ。ほら、首に手を回せ」「で、でも……」「心配するな。ゆっくりするから」 レイヴァンはエルザに優しく言い聞かせながらキスをする。最初は嫌がっていた彼女だったが、必死にキスに応えようしてくれた。 舌を絡ませてながら少しずつ腰を下ろしていく。何とか全部挿れる事はできた。お互いにはぁはぁっと息が荒くなり、大量の汗が出る。 少し動いただけでも膣内の中がギュッと締まり意識を持っていかれそうになる。それぐらいエルザの中は、あたたかく気持ちが良かった。 やっとエルザと1つになれた。思っていた以上に感情が高ぶる。しかし、ずっとこのままと言うわけにはいかない。「エルザ……動くぞ」「ま、待って」「怖がるな。ゆっくりするって言っているだろう」 余裕が無いのか口調が荒っぽくなるが、エルザが怖がらないように最善の注意を払いながらゆっくりと動かしていく。 少しずつギリギリのところまで抜くと、奥を目指して挿れていく。それを繰り返す。 最初は強張った表情をしていたエルザだったが、段々と痛みから柔いでいったのか甘い声が漏れるように。「あっ……んっ……ふっ……んんっ」 ゆっくりと上下に動かすと、声もそれに合わせるように喘ぎ出す。 その声を聞くとレイヴァンは、さらに余裕が無くなってくる。段々と腰を速く動かいていく。「あっ……んんっ……ダメ……速く……しないで」「無理だ……くっ……」 ずぶずぶと水音を立てながら、さらに速く出し入れする。 自分では分かっている。こんな事は良くないって。でも……。 もう自分でも、どうする事もできない。欲望のままひたすらエルザを攻め立てる。 そしてエルザの子宮に自分の精液を注ぎ入れるのだった。 はぁはぁっと荒い息を吐きながら、ゆっくりと陰茎を引き抜く。ドロッとした自分の精液と一緒にエルザの愛液も溢れ出てきた。 エルザはぐったりと意識を手放して眠ってしまっていた。目尻には涙が溢れている。 その姿を見ると、まだ興奮は収まっていなかったが、自分のしてしまった事に罪悪感を覚える。(私は……なんて事をしてしまっ
Last Updated : 2025-06-14 Read more