婚約破棄された悪役令嬢は、聖母になりました!?

婚約破棄された悪役令嬢は、聖母になりました!?

last update最終更新日 : 2025-06-22
作家:  愛月花音完了
言語: Japanese
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概要

TL

魔法

スカッと

一途

お嬢様

王族

ざまぁ

逆転

 エルザは、アルセント帝国のサファード公爵家の一人娘。この一族は時の神の 加護を受けており、時を止める能力を持っていた。そして皇太子レイヴァンの婚約者。 しかし異世界から聖女レイナが現れ自分をイジメる悪女に仕立て上げられてしまう。レイヴァンは、アカデミーでは冷たくするも、身体の関係を続けていた。 しかし、邸宅では気遣う優しさも見せるため、矛盾な態度に悩まされる。 そんな中で妊娠してしまう。だが、レイヴァンはアカデミーの卒業パーティーでレイナをパートナーにし、聖女殺人容疑の濡れ衣の罪で婚約破棄を告げられてしまい!? 窮地に追いやられるエルザ。 そんな時に彼女は不思議な夢を見る。そして、それに渦巻く真実とは?

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第1話

第1章・悪役令嬢。

 アルセント帝国は、魔法国の中でも大きく騎士や魔導師の育成や商人の買付けなどが盛んなところだ。自然も豊かだと言われている。

 アルセント皇族は、もっとも膨大なマナを持っており、権力と実力はトップクラス。それに続くのが貴族なのだが、この国の守護神であり、我がサファード公爵家は別格だった。サファード一族は、時の神・クロノスの加護を受けている。

 その力は、時を止めるほど強力。代々サファード一族の血を引く女性が受け継がれてきた。

 そのため皇族としても、その力を欲しがり血を受け継いだ女性との婚姻を申し込んできた。しかしサファード一族は、その力を手にした皇族の影響力を恐れ断り続けてきた。

 皇族も公爵家であり、別格の能力と権力を持っているため強引に出れない。

 しかし、何年かぶりにサファード一族に女の子が産まれたことで話し合われ、両者とも納得の上で婚約が決まった。

 その女の子であり、サファード公爵家の一人娘が私、エルザ・サファード。

 婚約者であり、次期皇帝陛下と噂される皇太子・レイヴァン・アルセントとの出会いだった。

 エルザがレイヴァンにお会いしたのは5歳の頃。父親に皇宮に連れて来られた時。初めて見るレイヴァンは、とても美しい少年だった。

 皇族しか現れないという美しい白銀の髪。グレーの瞳。透き通るような白い肌。

 まるで天使が舞い降りてきたのかと思うほどに輝いて見えた。

 その姿を目にした時、何故か気持ちが高ぶり、どうしようもなく涙が溢れてきたのは、今でもエルザはハッキリと覚えている。

 しかし、その天使みたいな美少年に出会うことで、自分の人生が大きく左右されるなんて、この時は夢にも思わなかった……。

 エルザ達は、あれから数十年の月日が過ぎ『魔導育成アカデミー』の高等科に進学する。このアカデミーは魔法、剣術、教養などが学べる。

 婚約者として恥じないように日々教養と技術、そして社交界としてのマナーを頑張って学んできたはずだった。しかし、ある聖女が編入してからその関係は変わってしまった。いや……レイヴァンの気持ちが分からなくなった。

 皇族としてエルザとの婚約を進めてきたレイヴァンだったが、最近アカデミーで生活をする時は、聖女のレイナと一緒に居ることが増えていた。

 レイナはある時、突然姿を現した転生者。人を癒したり、治癒ができる特別な能力を持っているため聖皇庁が聖女として引き取られた。

美しい黒い髪のストレートロングヘアに少し垂れた大きな目。色白で華奢な身体。守ってあげたくなるような可愛さを持った絶世の美女。

その能力は、人々を癒し魅了するには十分だった。そのため、多くの民や貴族達は、彼女を崇拝するように。それは皇族も例外ではなかった。

 エルザは金髪碧眼だが少し目つきが鋭く、背も168センチぐらいある長身のため、彼女とは正反対。性格もレイナみたいに明るく天真爛漫ではない。

 しかし問題なのが、何故かレイナはエルザを悪者扱いする。

 先日も「エルザ様が私を突き飛ばして池に落とした」とレイヴァンに泣きついてきた。エルザには身に覚えもないことだったが。

 しかしレイナは、確かに制服まで濡れていた。そのせいかレイヴァンは、エルザに酷く責め立てた。

 そして……3年生の現在では。

「エルザ」

 エルザは声のする方を振り向くとバチンッと、廊下に大きく響くような音でレイヴァンに平手打ちをされた。

 エルザは、驚いてそのまま尻餅をついてしまう。

 ど、どうして……?

 驚くエルザに対してレイヴァンは、鋭い目つきで睨みつけてきた。

「貴様。私の婚約者として恥ずかしくないのか?」

「な、何のことでしょうか……?」

「とぼけるな。貴様がレイナにしたことだ。よくもレイナを階段から突き落とそうとしたな!?」

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