そうして昼食を食べ終えて後片付けも済んだ頃である。「ちょっと休憩」「へ?」 そう言ってミオはレイに腕を引っ張られるとあっと言う間にごろりと寝転がされる。そしてレイに後ろから抱き抱えられている体勢になった。「休憩、休憩」 驚いて固まってるとレイの手がミオの胸元をまさぐるように撫でてくる。あろうことかそのまま服の下の素肌に直接触れてくるではないか。「あの……手が……っ」「うん、休憩だから」 ミオの言葉に構わず優しく胸を揉みしだいてくる。 大きくてごつごつした手に胸全体を揉まれると次第にミオの性感にもちろちろと小さな火種が付いてしまう。 休憩とは一体なんなのか。「オレの世界では休憩ってそう言う意味だよ」「えええぇ……?」 嘘は言ってない。現代日本でホテルの「ご休憩」として入って休憩してる人は確かにいない。 嘘は言っていないのだが、そんな事情を知らないミオはひたすらに困惑するしかない。「嫌?」「嫌……では……んっ!」「ミオの胸柔らかくて好き、感度もいいし」 こりこりと乳首を摘まれそのままこねくり回されると、甘い痺れが走りミオの口から同じくらいの甘い吐息が漏れてしまう。「感じてきた?」「だ、だめです……」 こんな誰が来るとも分からない草原のテントの中で、このようないやらしい真似をしている。それを思うと背徳感にぞわりと背筋が震えた。「そう?」「やっ!」 しかしそんなミオの静止を無視してレイの手はスカートを捲るとミオの白い太腿をゆっくりと撫で上げた。「だめっ、それはっ」 体を捻って逃げ出そうとする。しかしミオの太腿や下着越しの秘部を撫でている腕とは反対の腕にがっしりとホールドされていて、逃げることもままならない。「だめなのは、濡れてるから?」 そうこうしている内にも、くちゅっと下着の中に指が挿入ってくる。「ひゃんっ」 ミオの花芯が期待したように勝手にひくひくと蠢く。しかしレイの指は焦らすように花弁の周りを円を描くようにくるくると這い回ってくる。「やっ……あっ」「あんまりやらしい声出すと外に聞こえるよ」 もどかしいその快楽にうっとりと蕩けかけていたが、レイにそう揶揄うように指摘されてしまい。ミオは慌てて自身の口を塞ぐ。「それとも誰かに聞かせた方が興奮する?」 くつくつと意地悪げな声でレイがミオの耳元で囁いた。
Last Updated : 2025-06-15 Read more