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บททั้งหมดของ 地味男はイケメン元総長: บทที่ 51 - บทที่ 60

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校外学習 動物園③

 この動物園はそこまで有名な場所というわけでもない。 それなりに広さはあるけれど、キリンやライオンなどの大型な動物は少なく小動物の触れ合いコーナーがメインの動物園だ。 小学生が初めて来るにはピッタリ、といった感じの場所。 そんな中でも唯一の大型動物が象で、園の目玉とも言える。 さくらちゃんが行った方向にはその象舎(ぞうしゃ)があるので、取りあえずそこへ向かうことにした。 特に何も話さず歩いていたけれど、あたしは思い切って聞いてみることにした。「あのさ、花田くん。聞いてもいいかな?」「え? 何を?」 さくらちゃんは花田くんのプライベートなことだから話せないと言ったけれど、やっぱり気になるし、あんなことを言った理由を知らないとあたしが花田くんを許せない。 だから、聞くことにした。「昨日どうしてさくらちゃんにあんなことを言ったの? さくらちゃんは理由を知ってるって言ってたけど、花田くんのプライベートのことだから言えないって。……どうしても無理なら言わなくていいけど、出来れば教えて欲しいなと思って」「ああ……宮野さんは知ってるんだっけ……」 そう言って視線を落とした花田くんは、しばらく無言で足を進めたあとポツリポツリと話し出す。「そんな、大した話じゃないんだ。……ただ、俺がバカだっただけで」 中学の頃の話だよ、と苦みを抑えるような微笑みで語りだした。「中二のとき、俺のこと好きになってくれた女の子がいてさ。でも俺、その子はタイプじゃなかったし、友達以上には思えなかった。それでもずっと好意を向けられてたら気にもなってくるし、悪い子じゃなかったからね。多分、ほとんど好きになりかけてたんだ」 恋愛話にはうといあたしだけれど、何となくは分かる。 友達以上には思えなくても、嫌いじゃない。 多分、友達としては好きな方だったんだろう
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-08-06
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校外学習 動物園④

「宮野さん、昨日はごめん!」 朝から避けられていたからだろうか。 花田くんは真っ先に頭を下げて謝った。「俺、昨日はつい中学の時の藤原さんと宮野さんを重ねちゃって……。二人は違うのに、本当にごめん!」 目の前で頭を下げる花田くんをさくらちゃんは怖いくらいの無表情で見つめ、淡々と言葉を紡いだ。「そうだよ。あたしと藤原さんは違うよ」 それが当たり前の事なんだと、言い聞かせるように繰り返す。「大体さ、昨日からイケメンがとか顔の良い方がとか言ってるけど、花田くんの顔も日高くんの顔も、あたしの好みじゃないからね?」「え?」 淡々と口にされた衝撃の事実に、花田くんは顔を上げる。 あたしも内心ではええーーー!? と驚いていた。「顔の好みだけで言ったら、小林くんみたいな可愛い系の方が好きなんだから」 それは初めて知った。 というか、沙良ちゃんの好みも小林くんって言ってたから小林くん人気だねぇ……。「花田くんなんてパッと見チャラ男だし、見た目だけならむしろ苦手なタイプだよ」「え……じゃあ、何で」 何で好きになってくれたのか。そんな言葉も最後まで言えないほどショックだったのか、花田くんの体が少しふらついた。「何で好きになったかって? 藤原さんの事を愚痴られたときに、花田くんの事色々知ったからだよ」 言葉には出てこなくても続きを察したさくらちゃんはそう答える。「たまたまいたあたしに愚痴ったりとか女々しいところがあったり、意外と寂しがり屋で本当は誰かに甘えたいって気持ちがあるところとか」「甘えたい?」 つい呟く。 いつもみんなのフォローをしているお兄さんみたいな花田くんがそんな風に思っているとは思えなかった。 でも当の花田くんは目を見開いて驚くだけで否
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-08-07
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校外学習 動物園⑤

 何も言えずにされるがままでさくらちゃん達から離れると、「そういえば」と日高くんが呟いた。「いつまでお前は俺を日高くんって呼んでるんだ?」 低い声で言うから怒っているのかと思って顔を見上げると、そうでは無く不貞腐れているだけだと分かる。 怒り顔というよりは拗(す)ねているみたいだったから。「え? だめなの?」 最初からこの呼び方だったし、変える必要あるのかな? こ、恋人になったならともかく、まだあたしは返事をしていないんだし。 そう言えばそっちの返事とかも、いつまでも待たせるわけにはいかないよね? 美智留ちゃんはゆっくりで良いっては言ってたけれど……。「ダメじゃねぇけど……よそよそしいって言うか……」 考え込みそうになるあたしに、今度こそ拗ねた様に言う日高くん。「よそよそしい、か……」 まあ、恋人じゃなくても仲良くはなっているし、もうちょっと親しみのある呼び方をしても問題はない、のかな? 大体日高くんはあたしの事名前呼び捨てだしね。 でも日高くんじゃないなら……日高? うーん、呼び捨てはちょっと抵抗あるなぁ。 名前は陸斗だよね。陸斗くん……? うーん、いや、いっそ――。「じゃあ、りっくんとか?」「いきなりあだ名呼びかよ!?」 驚かれた。「お前、たまに斜め上を行くよな……」 とため息をつかれ、「陸斗って呼べよ」と要求される。 呼び捨ては抵抗があると思っていたのでちょっと躊躇(ためら)っていると。「呼べよ」 と顔を近付けてきて甘い声で囁かれた。 何このフェロモン出しまくり男子はぁ!!?
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-08-08
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校外学習 動物園⑥

 知り合い、なのかな? でもどっちと? 男の人はオシャレ、と言えば聞こえはいいけれど、ピアスをいくつもつけていたり歩き方などの仕草が不良っぽい。 対して女の人はシンプルなワンピースにカーディガンを羽織っていて、一見質素に見えるけれど彼女の容姿の華やかさが逆に際立っている。 メイクが控えめなのは、妊娠中だからなのか。 そんな風についつい見つめてしまっていると、男性の方があたし達に気付いた。「オイ、お前ら何見てんだぁ?」 ガラが悪い。 メンチを切るとはこんな感じじゃなかろうか、と思いながらあたしはつい陸斗くんの袖にしがみ付いた。 でも当の陸斗くんは怯えるでも、ケンカを買うでもなく、喜色の笑顔で彼に声を掛ける。「早瀬さん! ケガ治ったんすか!?」「は?」 予想外の反応に男性の方が眉を寄せて訝(いぶか)しむ。 陸斗くんは片手でメガネを外し、器用に髪をかき上げた。「俺っす。陸斗です」 嬉しそうに名乗った陸斗くんに、早瀬さんと呼ばれた男の人がこれでもかというほどに目を見開く。「は? 陸斗? お前学校は? っていうか何でそんなカッコしてんだよ?」 早瀬さんの方も喜びの表情になる。 笑うとそこまで怖くはなかった。「校外学習ってやつですよ。この格好は……まあ、カモフラージュというか……」 そんな風に答えている陸斗くんはまるで尻尾を振っているワンコみたいで……。 何だかちょっと可愛かった。「……陸斗くん、あたし離れてようか?」 知り合いらしい人との再会に、あたしがいても良いんだろうかと思ってそう聞いてみる。 でも、陸斗くんは「いや」と言って掴んでいる手に力を込めた。「何だ陸斗? その地味な女は。
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-08-09
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校外学習 動物園⑦

 あたしの無言の訴えに気付いた陸斗くんは、髪とメガネを直してから口を開く。「あの人は早瀬さんっていって、俺より前の火燕の総長やってた人なんだよ」 その言葉に驚きつつも、納得する。 だって、早瀬さんっていかにも不良やってますって感じだったから。「前に、俺が今の学校に来た理由話しただろ? そのときお前、何で親父のいう事聞いて反発しなかったのかって聞いてきたよな?」「ああ……」 思い返しながら相槌を打つ。 確か陸斗くんにメイクをした時の話だ。 「その反発しなかった理由があの人なんだよ」「そう、なの?」 一応相槌は打つものの、想像もつかなくて小首を傾げる。 「早瀬さんもケンカ強くて、どっかの暴力団の子分から声がかかってさ、いずれ舎弟になってやるってついてったはいいけど、早々に抗争の捨て駒にされて切り捨てられちまった」「……」 暴力団なんて言葉が出てきて、どんな反応をすればいいのか分からなくなる。 縁のない世界だから、良く分からないって言うのが正直なところだ。 「それで大ケガして入院したときに見舞いに行ったんだ。そんな人でも、俺にとっては尊敬できる人だったから」  そこでこう言われたそうだ。『俺にはこの生き方しかなかった。だから少なくとも後悔はしてねぇ。でもな、お前はまだ中学生のガキだ。頭も良いし、十分やり直せる。取りあえず一度、普通の学生生活ってもんをやってみるのも良いかもしれねぇぞ?』 と……。 「そのすぐ後くらいに親父が今の学校のパンフレット持ってきたからな。まあ、行ってみるか、くらいの気持ちで受けたんだよ。……でも、早瀬さんがどうしてあんなこと言ったのかだけ分かんなかった」 過去を思い返しながらそこまで言った陸斗くんは、顔を上げて「けど」と続ける。 「さっき会って分かったよ。あの奥さんの存在のせいだろ。って言うか、腹の子供のせいかな?」 多分父親になるって思
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-08-10
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かどわかし①

 しばらくして合流したあたし達は、園内にあるレストランで昼食を取り午後の目的地へと移動することにする。 その前に、と皆でお手洗いを済ませようと園から出てすぐにあるトイレに来ていた。「はぁ~でも本当、仲直りしてくれて良かったよ。あのままギスギスした雰囲気で今日一日終わりたくなかったしね」 手を洗った沙良ちゃんはそう言ってさくらちゃんを見た。「ごめんね。でも元々午前中のうちには許すつもりだったから」 だから許して、と手を合わせるさくらちゃん。「で? その後親密になって名前で呼ぶようになったってか?」 ニヤニヤ笑って美智留ちゃんがさくらちゃんをいじる。 頬をピンク色に染めたさくらちゃんは慌てた。「そ、それは日高くんが名前で呼べば? とかって言うから!」 なんて言い訳をするけれど、全然言い訳になっていない。 陸斗くんがそう言ったって、実際に“司くん”“さくらさん”と呼ぶことを決めたのは本人達だ。 何だか初々しい感じがしてホッコリする。 でもそんなあたしにもとばっちりが来た。「そういえば、日高はいつの間にか灯里って呼んでたけど、灯里はいつの間に“陸斗くん”って呼ぶようになったの?」「そういえばさっきそう呼んでたね。朝は日高って呼んでなかったっけ?」 美智留ちゃんがふと思いついたように言って、沙良ちゃんも思い出しながら続く。 ぐっ、あたしのことは気付かなくても良かったのに。 自分の気持ちもハッキリしていない状態なのに、陸斗くんにはドキドキさせられっぱなしで困っているんだ。 そこに皆からからかわれたら更に分からなくなってしまいそう。「本当に! さくらちゃん達が親密になってくれてあたしも嬉しいよ」 誤魔化すように大きめの声でそう言うと、あたしは三人より先にトイレから出て行った。
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-08-11
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かどわかし②

「でも、集合時間とかもあるから……取りあえず離してくれませんか?」「それまでには帰すっつってんだろ!?」 でもお兄さんはイライラするだけであたしを離してはくれない。 このままじゃ平行線だって思ったんだろう。 お兄さんはあたしにだけ聞こえるくらいの声で呟いた。「ったく、いっそ殴って黙らせるか?」「!」 女の子を殴るなんて平気で言うなんて信じられなかった。 『いっそ』なんて言うくらいだから、今すぐ実力行使しようと言うわけじゃないんだろう。 でも、あたしはこのお兄さんが結構キレやすいってことを知っている。 このままだと本当に誰か殴られかねない。 陸斗くんが来てくれれば何とかなりそうな気はするけれど、よっぽど遅いとかでなければこっちまで探しに来てはくれないだろう。 陸斗くんが来るよりお兄さんがキレる方が早い気がした。「あたしっ、付いて行きますから! だから乱暴なことはしないでください」 付いて行かない方が良いのは分かっていたけれど、美智留ちゃん達が殴られるかも知れないと思うとそう言うことしか出来なかった。「灯里!?」 驚く美智留ちゃんに、「大丈夫だから」とぎこちない笑顔で返す。 実際、あたしはお兄さんのちょっと……いや、かなり残念なところも知っているから、少なくともさくらちゃんほど怖がってはいない。 まあ、何するか分からないと言う意味ではやっぱり怖いけれど。「本人も行くっつってるから連れてくぜ? いいか? 迎えには日高をよこせよ?」 そう念を押して、お兄さんはあたしの腕を引っ張っていく。 どこをどう通ったのか分からないけれど、園の入り口の方へ行くことなく駐車場に着く。 そして一台の軽自動車の前で止まった。 鍵を開けて「乗れ」と指図するお兄さんに少し躊躇う。
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-08-12
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かどわかし③

 見ると、案の定着信やメッセージが皆から送られて来ていた。 電話は多分かけちゃダメなんだよね? そう思って陸斗くんのメッセージを開く。《無事か? 今どこにいる?》《どこに向かってるか分かるか?》 短い用件だけの文章に、彼の焦りが伝わってくるみたいだ。 あたしはすぐに返事を打つ。《大丈夫、今のところ変なことはされてないよ。今は車に乗せられて移動してる。商店街裏にある川原近くの空き家に連れて行かれるみたい》 そう送ると、すぐに返事が来た。《待ってろ、すぐ行く》 すぐ行く……来てくれる。 それが何だか嬉しくて、緊張の糸がほぐれるように安心する。「送ったか? じゃあスマホはしまえ。もう連絡取るんじゃねぇぞ」 陸斗くんのメッセージを見ながら余韻に浸っていると、お兄さんの声が邪魔をした。 でも言うだけ言って運転に集中し始めたので、これ、もしかしてスマホいじってても気付かないんじゃないのかな? と思ってしまう。 とはいえ危険な橋は渡らない方が良いので、素直にしまっておいた。 陸斗くんとは連絡が取れたのだし、他の皆にも伝えてくれるだろう。 そう思って、後は目的の場所に着くまで今度こそ黙って座っていた。 商店街の裏側と言うので家が立ち並んでいる様なところかと思っていたのに、その空き家は離れた場所に一軒だけポツンとあった。 昔ながらの日本家屋って感じ。 それにしてもどうしてこの空き家なんだろう? 空き家なんだから誰かの家ってわけじゃないだろうし……。 いわゆる不良のたまり場ってやつなのかな? でも不良や暴走族のたまり場ってどこかの倉庫ってイメージなんだけど……あれ? あたしの気のせい? それともあれは漫画やドラマだけの話? なんて
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-08-13
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かどわかし④

「ふーん。あいつこんな地味な子が好みだったのか?」 杉沢さんはそう言って検分するようにあたしを見ながら近付いて来る。 意識があたしに向けられて、緊張してしまう。 でもお兄さんに怒ったくらいだから、変なことはされないよね……? そんな希望を抱いていたけれど、途中で杉沢さんは何かに気付いたように一瞬足を止め、すぐに素早くあたしに近寄った。 え? 驚きと共に、勢いについ後退る。 でも、杉沢さんはお構いなしにあたしの顎を掴んで上向かせた。 そしてもう片方の手でメガネを取られる。 じっくりとあたしの素顔を見た彼は、「へぇ」と目を細めニィっと笑う。 蛇を連想させるようなその笑みにゾクリとする。「この子、前にお前がナンパ失敗したときの子だ」「え? マジっすか? あの美人さん? 嘘でしょ?」 言い当てた杉沢さんと、言われても信じられないお兄さん。 普通はお兄さんみたいに分からないと思う。 あんな少し顔を合わせただけの人なんて、記憶に残ることはほぼない。 あたしが杉沢さんを覚えていたみたいに、何か少しでも気になる部分があるなら有り得そうだけど……。「間違いねぇよ。まあ、俺もこのアイメイクがなきゃ気付かなかったかもしれねぇけど」 そう言った杉沢さんはニヤニヤした顔をあたしに近付けてきた。「あの時の君めっちゃ好みだったからさー。あいつに連れてこいってナンパさせたんだけど……日高の彼女だったとはねー」 そういえばあの時も日高が現れたんだっけ、と思い返している杉沢さん。「……彼女じゃ、無いです」 あたしはこの場で初めて声を上げた。 彼女じゃないという事をちゃんと伝えておかなければ何をされるか分からないと思ったから。
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-08-14
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かどわかし⑤

 案内されるまま入っていくと、お兄さんもついて来る。「なあ、本当にお前あの時の美人さん? マジで? まあ、メガネ取ったら思ったよりは可愛いけどよ」 と、何故かまとわりついてきて正直ウザかった。 答えずに周囲を見て、見えにくい事でメガネを取られたままだという事を思い出す。 返してって言えば返してくれるかな……どうだろう? そんな不安もあったけれど、今からメイクをするならメガネよりコンタクトの方が良いかと思い直す。 持ち歩いているバッグには、念のためワンデイコンタクトを一組入れてある。 あたしは洗面台で顔を洗うという杉沢さんに付いて行き、手を洗ってコンタクトを入れた。「コンタクトあんならずっとそれにすればいいじゃん。なんでこんなダッサイメガネつけてんだよ?」 そしてまだお兄さんがウザい。 流石に無視し続けるのは不味いかな?「……事情があるんです」 仕方なく、そう一言だけ答えた。「はー? 何だよその事情って?」 と、答えたら答えたでまたウザかったので、これは答えなきゃ良かったかもと後悔しているうちに杉沢さんも顔を洗い終える。 先程の縁側近くの床の間らしき部屋に案内されて、目の前にメイク道具一式を用意される。「さ、じゃあやってみて」 言われて、取りあえず化粧道具の確認をした。 化粧筆みたいな本格的なものは無かったけれど、確かに一通り揃っている。 そして杉沢さんの顔を見る。 自分でメイクをしていることもあって眉は整えられているし、スキンケアもちゃんとやっているみたいだ。 陸斗くん以来の人に施すメイクに、あたしはこんな状況だと言うのにドキドキしてしまっている。 目を閉じて、ゆっくり浅めの深呼吸をする。 人に施すときの、集中するためのルーティン。 
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-08-15
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