「で。お前は、なんでここにいる訳? お前がここにいることがオレ的にはビックリなんだけど」「あっ、あたしは推しに会いにイベントに来てました!」「推し?」「イベントのステージ観てませんでしたか?」「いや、観てたけど」「あそこに出てたEveRっていうグループの男の子たちいたんですけど、そのグループにあたしが応援してるルイルイがいるんです!」「あぁ~あのグループにいた子か、お前好きだって言ってたの」「えっ! わかりますか!?」「あぁ。グループはな。全員挨拶されたし」「えっ!? 社長に!? 全員!? ってことはルイルイも!? なんで!?」「いや、関係者と一緒にいたから、その流れでまぁ。でもどいつがそのお前好きなヤツかはわかんなかったけど」「え~いいないいな~!! てか、社長すごい! 挨拶されるくらいの立場だなんて!」「いや、オレ的にはどうすごいかはわかんねぇけど」「あっ、ですよね。社長にしたら全然知らない年下の男の子たちってだけですもんね」「そういうこと」「羨ましいのもそれあたしの立場からそう思うだけでした」「だよな。でも、ステージ出てた彼ら皆すごいなとは思ったよ」「え! ホントですか!? うわ~ちゃんと覚えてなくも社長にEveRのステージ観てもらえたのが嬉しいです!」「そんなもん?」「はい! 推しと推しが一瞬でも繋がったのが……もう!」「え? オレ別に観てただけだけど」「それでもいいんです!同じ世界線にいるってだけで十分です!」「フッ。なんかよくわかんねぇけど、お前が嬉しそうだしまぁいいや」「はい!」あたしは笑顔で全力で応える。「いや、でも、なんかちょっと……」「え? どうかしました?」「お前ん中で、オレは推しってこと? 恋人じゃなくて?」「あぁ~いえ! 恋人なんですけど! いや、なんていうんですかねぇ~。あ~説明が難しい!」「フッ。もういいよ」「でも、社長は推し以上の一番好きな人です!!」「もうわかったから(笑)」
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